「断捨離や身近整理で捨ててはいけない11のもの」があるのを知っていますか?
断捨離を始めたいけど、捨ててはいけないものってあるの?
断捨離で失敗しないためのコツは…?
この記事は、そんな疑問を持っているあなたのためのものです!
断捨離や身近整理を始める前に、「知っておいた方がいいコツ」をわかりやすく紹介しています。
読むことで、後悔しない断捨離ができ、心豊かな暮らしをかなえることができますよ。
知らないと、断捨離で捨ててはいけないものまで捨ててしまい、後悔することも。
断捨離や身近整理では「捨ててはいけない11のもの」があるので注意が必要なんです!
最後まで読んでお役立てくださいね。
部屋のものを全部捨てたい時の心理は?
部屋のものをキレイさっぱり捨ててしまおうという気持ちの裏には、自分でも気づかない心情が隠れていたりします。
気の向くままに捨ててしまったら、後悔することにも。
理由はいくつか考えられます。
以下の3つです。
- ものが多すぎる状況にストレスがあり、リセットしたいという気持ちです。部屋が散らかっていたり、ものが多くて収拾がつかなくなると、その状況を解消するために一度全てを捨てたいという気持ちが生まれることがあります。
- 過去の思い出やつながりがあるものを手放すことで、過去の全てを忘れたい、過去の自分との縁を切りたいという気持ちが一因となっていることがあります。
- 環境を変えたいという気持ちがあると考えられます。新しい生活を始めるために、ものを手放すことで気持ちの切り替えをしたいという思いです。
断捨離や身近整理でものを捨てることは、心の中の思いを手放したり整理することにもつながり、メリットがあります。
しかし、捨ててはいけない必要なものを捨てて後悔するので、慎重になる必要があります。
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断捨離で捨ててはいけない11選
「断捨離で捨ててはいけないもの」と聞いて、パッと思い浮かぶでしょうか?
断捨離や身近整理では、「いるもの」と「いらないもの」を判断しながら、モノを選別していきますが、捨てる作業に慣れてくると、心の抵抗がなくなっていって勢いで処分しやすくなってしまいます。
捨てることで、達成感や爽快感を味わえるので、スッキリ感を求めて加速してしまい、必要なものまで不要に思えてしまうことがあるんです。
せっかく生活の質をよくするために始めた断捨離も、日常生活が不便になってしまっては、本末転倒ですよね。
ここでは「断捨離で捨ててはいけないもの11選」を紹介します。
断捨離する前に、しっかりチェックしておきましょう。
重要な書類や資料
不動産の権利書や銀行関係の契約書、保険や年金関係の書類などの重要な書類は、むやみに捨ててはいけません。
よく見たり持ち出したりするものではないので、「保管や整理が大変だから…」と、うっかり一緒に捨ててしまいがち。
ため込んでいる書類を整理することは大切ですが、処分には慎重になる必要があります。
重要な書類を捨ててしまうと、再発行の手続きに時間や手間がかかり、最悪の場合はトラブルになることがあります。
重要書類は頻繁に持ち出すことはないので、種類別にファイリングするなどして、一箇所にまとめて保管しておくと、いざというときに困らないで済みます。
思い出の品
写真や手紙などの思い出の品の処分は、慎重に行う必要があります。
保管場所を取るので、きっと今後も見直さないから…と捨ててしまう人もいるでしょう。
しかし、このような思い出の品は、後から手に入れられないため、後悔することが多いので要注意なのです。
過去の思い出をふと見返したくなったときや、人に見せたいときに困ってしまいます。
一度捨ててしまうと、あとから替えがききません。
他にも、限定品のコレクションや卒業アルバム、子どもの工作品、絶版になっている本などがあげられます。
絶版になっている本は、データ版がない場合もあります。
勢いで捨ててしまわないよう、手にとってよく考えてみましょう。
日常生活で必要なもの
断捨離が進んでいくと、捨てることへの心理的抵抗が次第になくなっていき、冷静に考えたら必要なものでも捨ててしまうという現象が起こります。
洗濯機などの大きな家電製品は、新しいものに買い替えることがあるので、手放すことに対して抵抗がなくなっているでしょう。
しかし、断捨離や捨て活に関する情報発信やミニマリストの存在に影響を受けることで、本来必要なものに対しても判断を見誤り、捨ててしまうことがあります。
自分に合った心地よい暮らしの基準はそれぞれ違いますよね。
生活を支えてくれるアイテムの断捨離は、よく考えたうえで行いましょう。
緊急時の必需品
緊急時の必需品は、捨ててはいけないものの1つです。
捨ててしまうと、いざというときの非常事態に備えていないことになります。
確かに、普段は登場しないアイテムなので、収納スペースを取ってしまうのは悩ましいところではありますが…。
災害時や緊急時に備えるための備蓄品や防災用品は、別の場所にしっかり保管して断捨離の対象から外しておくようにしましょう。
以下、具体的な例です。
- 予備電池や懐中電灯、ラジオ
- 薬などが入っている救急セット
- 非常時の食糧や生活用品
他人のものや共有物
同居している家族のものや一緒に使っているもの、人から借りたものは、うかつに捨てないように気をつけましょう。
自分のものではないので、他の人が困ってしまったり、迷惑をかけてしまいますよね。
信頼関係にも影響してきます。
自分にとって居心地のよい空間づくりが、家族間のトラブルや信頼関係を失うことになっては、心が豊かになる暮らしとは離れてしまいますよね。
家族といえど、捨てる基準が違ったり、大切にしているものは違います。
断捨離に対しての考え方などをよく話し合ったうえで、勝手に判断せずに平和的な解決を目指しましょう。
消耗品や買い置き品
日常生活の中で消費する食糧品や日用雑貨も捨ててしまいやすいので、断捨離では注意してください。
消耗品や買い置き品は、ストックがあることで生活がスムーズになります。
しかし一方で、つい買いだめしてしまったものがかさ張り、収納スペースを奪ってしまうこともありますよね。
断捨離でキレイさっぱり一掃したくなるものですが、そんなときは一度冷静になってみましょう。
このような買い置き品や消耗品は、使ってしまうとすぐ買い足すことになるので、「結局また買うことになった…」と後悔することに。
使わずにいたものは手放してスッキリさせながら、自分の生活に適した量を定めるようにするとよいですよ。
先祖代々受け継がれてきたもの
先祖代々受け継がれてきたものは、家系の歴史や伝統を物語る大切なアイテムです。
これらの品々には、過去から現在に至るまでの家族の大切なストーリーが詰まっていますよね。
捨ててしまうことは、家族の歴史を断ち切ってしまうことにもつながり、子孫にも受け継げなくなる可能性があります。
あまり思い入れや価値を感じなくても、家族や親族の中では重要な意味を持っていることがあるんですよね。
片付けを進めている中で、「これはなんだろう?」と見慣れないものが出てくることがありますが、遺品や形見など先祖代々受け継がれてきたものであるときは、うっかり捨ててしまわないように気をつけましょう。
季節のアイテム
季節のアイテムとは、扇風機や電気毛布などといった季節に合わせて使うものや、クリスマスツリーやこいのぼりなど生活にいろどりを与えるものです。
シーズンオフのときは、いらないと判断してしまいやすいですが、今使わないからといって、必ずしも不要なものではないので、処分には気をつけましょう。
特に、お子さんがいる家庭では、家族の思い出として記憶に残せるので、処分はおすすめしません。
処分に迷ったときは、使うシーズンになってから判断しても遅くありません。
もう何年も使っていなくて、迷わず判断できるときは手放してもいいですね。
用途がはっきりしているもの
今すぐ使わなくても、用途がはっきりしているものの処分には気をつけましょう。
例えば、喪服や婚礼用のスーツ、着物、アクセサリー類といった付属品などです。
捨ててしまうと、必要になったときに困ることになります。
結婚式は準備期間があるのでレンタルで調達できますが、葬儀は突然連絡が入ってから翌日までに揃えなければいけないので、レンタルや手配が間に合わないことが考えられます。
今すぐ使う予定がなくても、用途が明確なものは断捨離対象から外しておきましょう。
希少性や価値があるもの
ブランド品やレアな限定品は、うかつに捨てないようにしましょう。
高値がついて後悔することがあるからです。
ブランド品はフリマサイトや買取ショップなどで売れることがあるので、捨てる前に相場をチェックしたり、査定に出すことがおすすめです。
趣味のコレクションやヴィンテージ品は、年月を重ねるにつれて流通量が減り、希少性が高くなる傾向があります。
このような希少性や価値があるものは、手放すタイミングを慎重に判断することで、後悔せずに済みます。
寄付したりあげたりできるもの
寄付したり人にあげたりできるものか、処分の前に考えてみましょう。
自分にとっては不要でも、誰かにとっては必要なものかもしれません。
捨てることは簡単ですが、もし他の何かに役立つなら、嬉しいことですよね。環境にもよいことです。
やみくもに捨ててしまう前に、以下の選択肢を考えてみましょう。
- 誰かに寄付する、ゆずる
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
- 衣類回収ボックスに入れる
- リサイクルショップに売る
断捨離で失敗しないためのポイント
断捨離や身近整理では、捨てたあとで後悔することが一番困りますよね。
断捨離には日常生活の質を上げ、心身をスッキリさせてくれるメリットがあります。
しかし、思いつくままに捨てていいかというと、そうではありません。
ここでは断捨離で失敗しないためのポイントを3つ紹介します。
事前に知っておくことで、断捨離の失敗を防ぐのに役立ちますよ。
捨てるべきものを見極める
断捨離において捨てる判断基準を持っておくことが大切です。
何を捨てるか、捨てないのかの判断基準がなく、その都度手が止まってしまうと時間がかかってしまいますよね。
断捨離をスムーズに行なうためにも、判断軸や優先順位を持っておくと捨て作業がやりやすくなります。
以下のものから優先的に捨てるとよいでしょう。
- ゴミと判断できるものや以前から捨てようと思っていたが、おっくうで処分していなかったもの
- 劣化していたり壊れていて使えないもの、修理してまで使う予定がないもの
- 使いにくくて一定期間使っていなかったものや今後も使う予定がないと判断できるもの
- 安価なもので、買い直しても後悔しないもの
自分の基準をもつ
必要最低限のもので丁寧な暮らしをするミニマリストの存在やモデルルームのような空間に憧れたりしますよね。
昨今では、そのような断捨離や捨て活、丁寧な暮らしに関する情報発信が増えました。
参考にして取り入れるのはよいですが、その通りにしなければいけないわけではありません。
流行りや人の価値観に流されて判断したり、強迫観念を感じて無理やりものを捨てるのはよくありません。
自分が大切にしているものは捨てなくてよいのです。
周りに流されると、捨てなくていいものまで捨てることになり、後悔につながります。
自分の価値観を大切にし、基準をもちましょう。
断捨離はものを手放すと同時に、心を見直す作業でもあります。
迷ったら捨てない
迷ったら捨てないと決めましょう。
捨てないで、一定期間取っておくという選択もあります。
衝動で捨てるなど、焦った判断は後悔につながります。
すぐに答えを出そうとせず、一定期間経ってから改めて決めればよいのです。
捨てるか、捨てないか迷ってもいいのだと覚えておくだけで、気が軽くなりますよね。
判断に迷ったものは「保留ボックス」に入れておくのがおすすめです。
期限を設けて必要か、必要ではないか、捨てるか、捨てないかを冷静に考えて見直すようにするとよいでしょう。
断捨離で後悔しないためのまとめ
断捨離や身近整理は、掃除が楽になったり心の負担が減ったりと、心身がスッキリするのがメリット。
しかし、家をスッキリさせたいがあまり、捨ててはいけないものまで捨ててしまい、後悔するのはよくあることです。
捨てる作業に勢いがつくと、どんどん捨てたくなってきたり、捨てるのが楽しくなってきて、快感になってきたりします。
しかし、断捨離は「目的」ではなく、あなたの生活を豊かにするための「手段」であることを忘れないようにしましょう。
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