普段から残業が多く、毎日へとへとに疲れて帰っていませんか?
長い労働時間や過密スケジュールで生活バランスが崩れ、家族や自分のプライベートの時間を犠牲にしている人も多いと思います。
この記事では、仕事から早く帰りたいと思う原因や対処法をくわしく解説します。
仕事だけでなく、学校から早く帰る方法としても使えるので、参考にしてみてください。
時間は限りがあるものです。
仕事や学校から早く帰ることでプライベートの時間を増やし、充実した生活を送りましょう。
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早く帰りたいと思う原因と心理
なぜ会社や学校から「早く帰りたい」と思うのでしょうか。
早く帰りたいと思う原因や心理には、いくつかの側面があります。
ここでは「早く帰りたい」と思う一般的な原因と心理を解説します。
仕事や学校から早く帰るための対処法を実践する前に、原因や心理を知る必要があるからです。
あなたの当てはまる原因・心理が以下にあるか確認してみてください。
- 仕事内容によるもの
- 自分の希望した会社ではない
- 成長・達成感がない
- 残業が続いている
- 仕事の責任が重い
- 職場環境によるもの
- 職場内の人間関係
- 正当な評価をしてもらえない
- 帰りにくい社内雰囲気
- 自分の心身の状態によるもの
- ミスや遅れによるモチベーション低下
- 体調不良やけが
- 業務に集中できない
仕事内容によるもの
早く帰りたいと思う原因の中に、「仕事内容によるもの」があります。
学校であれば、「学んでいる内容」が当てはまりますね。
具体的にどのようなことが早く帰りたいと思う原因になるのでしょうか。
ここでは早く帰りたい主な原因のひとつの「仕事内容によるもの」について解説していきます。
原因を知ることで改善策・対応策に繋げられるので、しっかり確認しましょう。
早く帰りたいと思う原因の中でも「仕事内容によるもの」は以下の4つです。
- 自分の希望した会社ではない
- 成長・達成感がない
- 残業が続いている
- 仕事の責任が重い
自分の希望した会社ではない
今あなたがいる会社・学校はあなたが希望して入った会社・学校ですか?
あなたが希望した会社・学校ではない場合、そもそも会社・学校に行くこと自体、億劫になりますよね。
人は自分が興味のないことに対しては、積極的に取り組めなかったり、早く終わらせて帰りたいと感じます。
もし、あなたが希望していた会社・学校なのであれば、早く帰りたいと思う原因はこの「自分の希望した会社ではない」に当てはまりません。
「自分の希望した会社ではない」以外当てはまる原因がひとつもなく、対処法を試してもあなたの気持ちが変わらなければ、転職や転校も視野にいれてもよいでしょう。
成長・達成感がない
仕事や勉強をしていて目に見える成長や達成感があれば、「もっとがんばりたい」という気持ちになりませんか?
逆に「いくらやっても成長しているかわからない」「達成感ややりがいが感じられない」場合、モチベーションも下がり業務効率も悪くなります。
あなたの強みを生かせたり、能力を伸ばしたいという状況でないと、現状から脱却したくなり「早く帰りたい」と思うようになるでしょう。
仕事内容や学習内容があなたに合っていたとしてもヒマすぎたり、簡単すぎると帰る時間を「待つ状態」になります。
ヒマですることがなければ成長もできません。
達成感が感じられないので「早く帰りたい」と思う原因のひとつです。
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残業が続いている
残業が続いている状態の時も「早く帰りたい」と思いますよね。
業務量に対して処理スピードが追いついていない場合や、繁忙期は残業が続きやすくなります。
残業時間が多い状態が続き、自分や家族のための時間が減ってしまっていませんか?
常に疲労を感じ、リフレッシュする時間が少ないと仕事や勉強のパフォーマンスの質が下がり、悪循環となってしまうのです。
常に疲労感があると、やらなければいけない仕事や勉強があっても「早く帰りたい」と思うようになります。
仕事の責任が重い
あなたの仕事でのポジション・役割を重く感じたことはありませんか?
仕事や勉強の量だけでなく、仕事の質も「早く帰りたい」気持ちに影響します。
重要なプレゼンテーションの前や納期の前、学生であれば大きな試験の前など、とても大事な内容の業務であればあるほど、早く終わらせたいと思いますよね。
重くのしかかる過度なプレッシャーから逃れたい気持ちから、「早く帰りたい」と思うようになります。
重要な仕事・試験に失敗した時に「自分への評価が下がってしまうのでは」という不安からも「早く帰りたい」という気持ちが生まれることもあります。
職場の環境によるもの
二つ目の「早く帰りたい」と思う原因は、職場の環境によるものです。
一日のうちの三分の一を過ごす職場や学校の環境が悪ければ、長い時間いたくありませんし、早く帰りたいですよね。
ここでは早く帰りたい主な原因の二つ目の「職場の環境によるもの」について解説していきます。
あなたの今いる職場・学校の環境に当てはまるものがあるか確認してみてください。
早く帰りたいと思う原因の中でも「職場の環境によるもの」は以下の3つです。
- 職場内の人間関係
- 正当な評価をしてもらえない
- 帰りにくい社内雰囲気
職場内の人間関係
職場や学校の人間関係が悪い場合、業務上必要なコミュニケーションやディスカッションがうまくできません。
仕事や勉強のパフォーマンスもスピードも下がり、結果が出せないこともあるでしょう。
ミスや失敗したときも、人間関係が悪いと責任の押し付け合いになり、さらに人間関係が悪化することもあります。
人間関係が悪い職場・学校では雰囲気も悪いため、自分が関わっていなくても居心地はよくありません。
居心地の悪いところからは「早く帰りたい」と思うきっかけになります。
正当な評価をしてもらえない
仕事を充分にこなし、自分では満足いく業務を遂行していたにもかかわず、正しく評価されなければ、ストレスになりますよね。
正当な評価をしてもらえないとストレスが蓄積し、仕事へのモチベーションが下がり、「早く帰りたい」という気持ちが生まれます。
会社としての評価基準が定まっていない場合、同じチームで仕事をし成果を出していても、人によって評価が違うという事象が出てきて、仕事に対する情熱や使命感が薄れてしまうでしょう。
帰りにくい社内雰囲気
残業が常態化している社内雰囲気も「早く帰りたい」と思う原因です。
あなたが生産性や業務効率を重視している人であれば、周りの人が常に長時間仕事をしている状態に居心地が悪く、早く帰れるのに帰れないことにストレスを感じてしまうでしょう。
周囲の人が残業をしている中、自分だけ先に切り上げて帰ると、「こっちにはまだ仕事があるのに」「ちゃんと仕事してないのではないか」と不満に思われるのが嫌で帰れない場合もあります。
社内だけでなく、飲み会などの集まりも自分だけ先に帰りにくいと感じる人が多いシチュエーションですね。
強いと言われている日本人の同調圧力により希望している働き方とは違う場合、「早く帰りたい」と感じるようです。
自分の心身の状態によるもの
仕事内容・職場環境に問題がなかったり、普段は早く帰りたいと思わない人でも急に「早く帰りたい」と思ったことはありませんか?
あなたの心身の状態により気持ちは変動するものです。
ここでは早く帰りたい主な原因の三つ目の「自分の心身の状態によるもの」について解説していきます。
あなたの心身の状態に当てはまるものがあるか確認してみてください。
早く帰りたいと思う原因の中でも「自分の心身の状態によるもの」は以下の3つです。
- ミスや遅れによるモチベーション低下
- 体調不良やけが
- 業務に集中できない
ミスや遅れによるモチベーション低下
仕事上でミスや遅れにより、モチベーションが下がった経験はありませんか?
上司や顧客から叱責されるとネガティブな気持ちになりますよね。
人はポジティブな出来事よりネガティブな出来事の方が記憶に残りやすいとされています。
人前で叱責された場合、自己肯定感も低下し、居心地が悪くなります。
ミスにより焦ってしまい、新たなミスを生み出す可能性もあるでしょう。
ミスや遅れを補うために、残業や休日出勤をせざる得ない状況も予想されます。
この蓄積されたストレスによりメンタルが疲れてしまい、慢性的な不調が続くと、本能的に自分を守るために「早く帰りたい」と思うようになります。
体調不良やけが
病気や怪我の時など体調の変化があった場合も「早く帰りたい」原因の一つです。
早く帰りたいというより、早く帰った方がいいですね。
体調不良でも周囲に言えず、無理をしていませんか?
体調不良や怪我で痛みが強いまま仕事をするとパフォーマンスが下がり、場合によってはミスを頻発してしまいます。
体調の変化があった時にすぐに言える人間関係が築けている職場ならいいのですが、そうでない場合、気を遣って言いにくい状況でしょう。
言いにくい状況だからこそ、早く帰りたい気持ちが強まります。
業務に集中できない
仕事に関係ないことで頭がいっぱいになり、業務に集中できない時も「早く帰りたい」と思う原因になります。
仕事中に仕事に関係ない考え事をするというのは、家族やプライベートの時間が取れず充実できていないと言えます。
心配事や日常のトラブルがあると、さらに業務への集中はむずかしいでしょう。
普段から疲労で慢性的な睡眠不足になっている人も業務に集中できないことが多いようです。
業務に集中できていない状態で仕事をしていると作業スピードも悪く、ミスを誘発します。
仕事への集中・情熱の低下が「早く帰りたい」と思う原因と言えます。
「早く帰りたい」と思ったときの対処法
どうしても早く家に帰りたい
外せない予定がある
という場合、どうすればよいのでしょうか。
「早く帰りたい」と思ったときの対処法を6つ解説します。
自分に合った対処法を見つけて、実践してみてください。
6つの対処法で仕事や学校から早く帰って、プライベートを充実させたり、しっかり休息してください。
「早く帰りたい」と思ったときの対処法は以下の6つです。
- 仕事の優先順位をつける
- できない仕事は断る
- 「今日は⚪︎時に帰ります」と伝える
- 業務の仕組みを効率化する
- 研修や勉強会でスキルアップ
- 早く帰る理由を作る
仕事の優先順位をつける
「早く帰りたい」と思っても、「やるべき仕事(勉強)がたくさんあるのに」という方への対処法です。
まずは目の前にある仕事(勉強)の優先順位をつけて、絶対に今やらなければいけない仕事(勉強)をリスト化しましょう。
納期順、緊急度順、重要度順など優先順位をつける方法はたくさんあります。
自分の業務に合った優先順位でリストにして見える状態にすると、とてもわかりやすいですよ。
優先順位をつけて仕事(勉強)する習慣をつけることで、早く帰りたいときだけでなく、普段からの仕事(勉強)の進捗が非常に変わります。
当日中にやるべき仕事(勉強)が終わったら、それ以外の仕事(勉強)は明日以降にするスケジュールを立てましょう。
優先順位をつけ、明日以降に仕事(勉強)を回すという判断力が重要です。
できない仕事は断る
任された仕事を全て引き受けてしまっていませんか?
引き受けてくれると思って、どんどん仕事を任されている可能性があります。
手があいているときは引き受けても問題ありませんが、今ある仕事が優先順位の高いものである場合、キッパリと断りましょう。
断るときには「(いつ)までの〇〇の件で手がいっぱいです。すみません。」とあなたの今やるべき仕事の内容と謝罪を伝えれば、相手も大抵納得してくれて問題ありません。
どうしても断りにくい場合は、「〇日以降でしたら可能です」と詳細な日程調整までを行ってから、引き受けるとよいでしょう。
引き受けたけど忙しくてできなかった。というのが仕事上で信用を落とす要因となります。
相手にきちんと「いつならどのくらいできる」かを伝えることが重要です。
仕事を断ってばかりいるとあなたの信頼や評価が下がったり、人間関係が悪化する可能性があります。
早く帰りたいときに気持ちよく承諾してもらうためにも、普段から状況や周りの人の心情を見て、仕事を引き受けるか否かを判断することが大切です。
「今日は〇時に帰ります」と伝える
どうしても行かなければいけない予定があるときは、その日の朝に「今日は〇時に帰ります」とあらかじめ伝えておきましょう。
もし予定がもっと早めにわかっているのであれば、早く帰りたい当日だけでなく、数日前から周知できるとさらにいいですね。
周りの人はあなたが今日早く帰らなければいけないことを知っているので、よっぽどの繁忙期でない限り、必要以上の仕事をお願いされる心配がありません。
あなたの仕事が手がいっぱいの状態の場合は、時間通りに帰れるように同僚が協力してくれる可能性もあります。
周りに嫌な気持ちを与えることなく帰ることができるのは、ストレスがなくてよいですね。
いつもより早く帰る宣言をしたからには、サボったり無駄な時間を過ごすことが無いように、退社時間まで仕事に集中することが大事です。
業務の仕組みを効率化する
今あなたの仕事で効率化できることはないか、探してみてください。
仕事のやり方が人それぞれに違うと、あなたがいないときや同僚がいないときに仕事が来ると進みません。
せっかく早く帰ることができても、次の日出社すると仕事が山積みになっている。という状況は避けたいですよね。
まずは自分の業務をマニュアル化してみてください。
マニュアルはあるが現状と合っていない場合は、アップデートする必要があります。
マニュアルがあると誰でも業務が遂行できる状態の「職場の標準化」ができていることになります。
他にも連絡ツールとしてよく使うメールで、使用頻度の高い文言をテンプレート化してメール返信の時間短縮が可能です。
普段の仕事で使用頻度が高い業務ほど仕組みを改善すれば、高い時間短縮効果が得られます。
研修や勉強会でスキルアップ
会社から早く帰るには、仕事をスピーディにかつミスなく終わらせる必要があります。
仕事をミスなくスピーディに終わらせるにはあなた自身も成長し続けなければいけません。
パソコンを使う仕事の場合、スキルアップは多岐に渡ります。
ワード・エクセル・パワーポイント・アクセスだけでもそれぞれのスキルをあげることができれば、業務の処理スピードが大幅に変わります。
自分で勉強するのもよいですし、外部の講習に参加してもよいでしょう。
技術的なスキルアップだけではなくヘルスケアやコンプライアンス、リーダーシップなど長期的に役立つ研修や、グローバルな会社であれば語学の勉強会もおすすめです。
会社によって受けられる研修・勉強会は違うかと思いますが、受け身ではなく自分から率先して成長する機会を作ることが重要です。
自分を成長させて業務をスムーズに遂行できれば、あなたの評価もあがります。
ぜひ時間を作って、スキルアップする機会を見つけてください。
早く帰る理由を作る
あなたは周りの状況をみて「早く帰れそうなら帰ろうかな」と調整していませんか?
もちろん状況判断して自分の仕事を変えていくことは重要ですが、あまりにも周囲の状況を優先しすぎていては、忙しい職場の場合いつまでたっても早く帰れません。
早く帰りたいのであれば先に早く帰る理由を作り、絶対に帰らなければいけない状況を作ってください。
先に予定を立てることで、計画的に仕事を進めることができるので一番忙しい時に早く帰ることは避けられますし、周りにも迷惑をかけません。
たのしみな予定の場合は、仕事が終わればたのしいことが待っているので、仕事にも身が入ります。
「予定は埋まるものではなく、自分で埋めるもの」と認識を変えてみてください。
やりたいことがあるのに忙しくてできないというのは、「予定が埋まってしまっているから」です。
スケジュールを立てるのが上手な人は、プライベートの予定を入れてから仕事を逆算して遂行できる人です。
スケジュールを立てる際、主導権を握ることで仕事に振り回されない予定の立て方が可能になります。
早く帰るための言い訳
今日はどうしてもやる気が出ない
とにかく今日は早く帰りたい
という場合は、言い訳を作って帰るのもひとつの手段です。
どのような理由なら許されるか、知りたい人もいるのではないでしょうか。
ここではとにかく早く帰りたい時に使える言い訳を、具体的に紹介します。
学校でも使える言い訳もあり便利なフレーズですが、頻繁に使うことは信用を落とすので、注意が必要です。
以下が早く帰るための言い訳です。
あなたが使える言い訳があるか参考にしてください。
- 自分の体調不良
- 病院の予約
- 研修や勉強会の参加
- 役所の手続き
自分の体調不良
状況を問わず使える言い訳が「体調不良」です。
体調不良で会社や学校を早退するのは、仕方がないこととして許されます。
頭痛・腹痛・生理痛など周りからは見た目でわかりづらく早退するほどの体調不良なのか見極める具体的な数値がないので、特に使いやすい言い訳のひとつです。
本当に体調が悪い場合はそのまま正直に申告すれば良いのですが、早く帰る言い訳として使ったとき、元気そうに帰っていると嘘がバレてしまいます。
本当に体調が悪くて早退したいときに、信じてもらえないということがないように、言い訳として使うときはタイミングや自分の行動に注意しましょう。
病院の予約
病院にいくために会社を早退するのも、体調不良と同様に正当な理由として認められます。
病院は平日の昼間や夜の早い時間までしかやっていなかったり、特定のドクターがいる場合は曜日・時間が決まっている場合があります。
仕事を終えて病院の予約に間に合わせるためには、会社や学校を早めに切り上げる必要があるでしょう。
病院の予約や通院も体調不良と同じで、多用すると信用されなくなってしまいます。
特定の病気やけがで頻繁に通院が必要であると周知されている場合を除き、使う頻度に注意が必要です。
研修や勉強会の参加
研修や勉強会で早退することも、使える言い訳のひとつです。
研修や勉強会は社員がスキルアップして、会社のメリットにもなるので許される場合が多くあります。
研修や勉強会は時間が決まっていることが多いので、「〇時からの〇〇の勉強会に参加するため〇時に退社します」と言いやすいでしょう。
実際に出向いて外部の講習を受けなくとも、自宅のリラックスした状態で本やオンラインなどで勉強することも可能です。
会社によってはフィードバックが必要な場合もあるので、言い訳として使うときはよく確認してからにしましょう。
役所の手続き
役所も病院同様、窓口が開いている時間が決まっているので、早く帰りたいときに言い訳として使えます。
役所の窓口が開いているのは基本的には、平日の9時から17時です。
会社から役所までの距離や役所の手続き内容によっては、仕事や勉強を早めに切り上げて行く必要があります。
役所の手続きの中には、プライバシーに関わる個人的な事情の手続きもあるため、手続き内容まで申告する必要がなく使いやすい言い訳になるでしょう。
役所の手続きを早く帰るための言い訳として多用すると、プライベートで問題を起こしているのではないかと怪しまれてしまうので、頻繁に使うのはおすすめしません。
言い訳をするときの注意点
会社や学校から早く帰りたいときに使える言い訳を紹介しましたが、注意点もあります。
早退するときに大切なのは、周囲への配慮です。
早退することであなたの仕事が滞ったり、誰かに代行してもらうなど少なからず影響を与えます。
周囲への配慮はマナーとして念頭におき、早退するときの行動や態度に気をつけましょう。
言い訳をするときの注意点は以下の3つです。
- 普段から真面目に仕事に向き合う
- 頻繁に言い訳を使わない
- 振替日を設定する
注意点を深く理解してから使うようにしましょう。
普段から真面目に仕事と向き合う
普段から真面目に仕事と向き合うことは、言い訳を使って帰るときではなく日常の注意点です。
周囲の人(特に上司)はあなたの普段の仕事への姿勢をよく見ています。
普段から真面目に仕事をしていない人の言うことを、人は簡単に受け入れてはくれません。
自分の意見を通したければ、人の信用を得る必要があるからです。
「この人が言うのだから信用しよう」と思ってもらわなければいけません。
日常的に周囲の人と仕事上で必要なコミュニケーションをとったり、仕事で困っているシチュエーションのときは協力して仕事を進めましょう。
言い訳を使って会社から早く帰る場合には一言「すみません。お先に失礼します。」という配慮も忘れないようにしたいですね。
早退した次の日に「昨日はご迷惑をおかけしました。おかげさまで体調も回復しました。ありがとうございました。」と謝罪と感謝の気持ちを伝えると印象も悪くならないでしょう。
頻繁に言い訳を使わない
頻繁に言い訳を使わないことも注意点のひとつです。
言い訳を繰り返し使い早退していると
- 「この人は何しに来ているのか」
- 「やる気がないのかな」
と疑われてしまいます。
一度言い訳を使って早退できたとき、味をしめて多用してしまわないようにしてください。
仕方なく早退するのであれば理解してもらえますが、頻繁に早退していると信用を失います。
仕事をする上で、信用はとても重要です。
信用されるのは積み重ねで得られるものですし、崩れる時は一瞬です。
頻繁に言い訳を使って早退し、不真面目なレッテルをはられないように気をつけましょう。
振替日を設定する
もしあなたが仕事を残して早退する場合、どうしていますか?
周囲の人に協力してもらい仕事を遂行してもらうのもひとつの手段ですが、人に任せてばかりでは、周囲の人の負担やストレスが大きくなります。
あなたが残している仕事で別日でも問題ない場合は、人に任せるのではなく残している業務を遂行する日時をきちんと別日に設定して、自分で仕事をすることをおすすめします。
振替日を設定することで、周囲の人への負担やストレスを与えることなく、早退できます。
そのとき「この業務は〇日に私がいたします」と周りに伝えていれば、あなたが帰ってから同僚が「この仕事やらなくていいのかな」と不安にならなくてすみます。
別日に設定した日は、残しておいた業務を優先的に終わらせるようにしたいですね。
早退した次の日には、できなかった分の仕事を挽回して周囲に仕事への熱意が伝わるようにしましょう。
やる気のない態度では周囲からの信頼を失いかねません。
早く帰れる人の特徴
普段から残業することなく、早く帰れる人になりたいと思ったことはありませんか?
同じように真面目に仕事をしているのに、なぜか早く仕事を終えて帰れている人いませんか?
抱えている仕事量も仕事内容も違うので、一概に比べることは難しいですが、ここでは普段から早く帰れる人の特徴を解説します。
早く帰れる人の特徴は以下の5つです。
- 残業への意識が違う
- 仕事における視野が広い
- 死後の目的をしっかり把握
- 効率化に時間や労力を惜しまない
- ミスが少ない
あなたも取り入れられることがあれば、ぜひ実行してみてください。
会社や学校から早く帰れるようになるかもしれませんよ。
残業への意識が違う
残業は当たり前
緊急案件以外は残業時間にゆっくりやろう
できるだけこの仕事を進めておきたい
と思って残業していませんか?
早く帰れている人は仕事、特に残業に対する意識が違います。
「仕事は定時内で終わらせるもの」という考え方をしましょう。
やるべきことが終わっているのであれば、残業する必要はありません。
仕事を定時内に終わらせるためには無駄なおしゃべりはせず、仕事に集中して取り組むようにしましょう。
仕事だけに集中すれば、意外と同じ量の仕事を今までより早く進めることができます。
残業が多いと周りの人も「あの人は遅くまでいるから」と遅い時間に仕事の相談をしたり、仕事を任せてくることもあり、さらに残業せざるえない状況になります。
普段から早く帰りたいと思うのであれば「仕事は定時内に終わらせる」という意識を持つことが重要です。
仕事における視野が広い
「仕事における視野が広い」というのは、多面的に物を見ることができるということです。
多様な価値観をもち、トラブルが起きても柔軟な考え方ができるので、問題解決能力が高くなると言えます。
広い視野を持つことで、どんな状況でも仕事を進めることができ、仕事時間が短くなります。
どうしたら視野を広くできるのか。
簡単な方法は2つあります。
- 多様な価値観や幅広い世代の人とコミュニケーションをとる
色んな考え方や価値観があることは頭ではわかっていても、それを自分で経験しておかないと視野は広がりません。
自分とは違う価値観をもった人や先輩・後輩と普段からコミュニケーションをとることで考え方の幅が広がります。
- 関係ないことでも知らないことがあれば情報収集をする
仕事だけでなく日常生活での出来事やニュースでも、あなたが知らないことがあればどんな方法でも良いので調べてみてください。
視野を広げるには「知識・経験の幅」が重要です。
普段の自分がしないことをすることで、新しい視点が生まれます。
日常からの自分の行動を見直して、「仕事もプライベートも充実している人」を目指しましょう。
仕事の目的をしっかり把握
任された仕事を最終的にどういう形にするかを理解しないまま、仕事を進めていませんか?
目的を明確にしていると目的達成のためのモチベーションがあがり、作業効率もあがります。
仕事をしているとトラブルが起きたり、想定外の事態になることがありますよね。
トラブル時や想定外の事態が起きたときに、目的をしっかり共通認識で持っている職場は、軸がブレることなく仕事を進めることができます。
仕事で早く帰れている人は、仕事の目的をしっかり理解しており、問題が起きたときに軌道修正できる人と言えるでしょう。
効率化に時間や労力を惜しまない
仕事の効率化をするには多少の時間や労力を要しますが、効率化すればするほど仕事の作業時間は短縮されます。
一時的に時間と労力を費やせば、長期的に見ると自分も職場全体も成長し、早く帰ることができるでしょう。
- パソコンのブラインドタッチのスピードを早くする
- ショートカットキーを習得する
- エクセルの関数を勉強する
など自分だけで簡単にできる効率化もあります。
ガジェットにこだわるのもよいでしょう。
私個人の意見ですが、ガジェットを変えるだけで生産性が上がったのを実感できた経験があります。
ぜひあなたも仕事の効率化を進めて、早く帰ることを実現してください。
ミスが少ない
あなたが早く帰りたいと思った時、今目の前にある仕事を早く終わらせようとミスをしてしまったことはありませんか?
あえてゆっくりと仕事を進める必要はありませんが、早く終わらせてもミスを引き起こしてしまったら意味がありません。
起こしてしまったミスを修正するためにさらに時間を要し、結果普段よりも時間がかかってしまい残業せざるえないということが起きてしまいます。
今やるべき業務にミスがないか、こまめにチェックしながら落ち着いて終わらせましょう。
早く帰れている人は、こまめにチェックして事前にミスに気が付くことができ、最短で業務を終わらせることができる人です。
この習慣が身につけば、早く帰りたい時だけでなく普段から仕事がミスなく終わり、早く帰れる日が増えますよ。
早く帰りたい人のまとめ
この記事では「仕事や学校から早く帰りたい人」のための原因から対処法までをくわしく解説しました。
早く帰りたいと思う原因は以下の通りです。
- 仕事内容によるもの
- 自分の希望した会社ではない
- 成長・達成感がない
- 残業が続いている
- 仕事の責任が重い
- 職場環境によるもの
- 職場内の人間関係
- 正当な評価をしてもらえない
- 帰りにくい社内雰囲気
- 自分の心身の状態によるもの
- ミスや遅れによるモチベーション低下
- 体調不良やけが
- 業務に集中できない
「早く帰りたい」と思ったときの対処法は以下の通りです。
- 仕事の優先順位をつける
- できない仕事は断る
- 「今日は⚪︎時に帰ります」と伝える
- 業務の仕組みを効率化する
- 研修や勉強会でスキルアップ
- 早く帰る理由を作る
現状の早く帰れていない原因を探り、あなたに合った対処法で仕事や学校から早く帰り、プライベートを充実させてください。
まずはエキサイトのお悩み相談室で相談してみませんか。
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