人間関係が苦手で、「生きるのに向いてない」と思ったことはありますか?
こんなことがあったら誰だって生きづらさを感じてしまいますよね。
私も社会人として働くようになってから何度か思ったことがありました。
仕事で失敗が続いたり、理不尽なことで怒られることが多かったからです。
私のように「生きるのに向いてない」と感じたことがある人は多いのではないでしょうか。
どうしても「生きるのに向いていない」と感じているなら、一人で抱え込まずに誰かに話を聞いてもらいましょう。
エキサイトお悩み相談室なら、24時間365日電話やオンラインでいつでも相談することができます。
メンタルヘルスのプロが悩みを聞いてくれるので、生きるのが辛くなる前に相談してみてはいかがでしょうか?
生きるのに向いてない性格とは?
生きるのに向いてない性格とは、社会に馴染みにくい性格のことです。
私たちは生きていく上で、少なからず社会と関わらなければいけません。
学校生活や就職先で人間関係がうまくいかなかったり、みんなと同じように行動できなかったり、周りに馴染めない自分に悩むことって多いですよね。
では具体的に社会に馴染みにくいとはどんな性格のことをいうのでしょうか。
詳しくみてみましょう。
刺激に敏感な内向型
内向型の性格の人は、自分の中で芽生えた感情や感覚、アイディアなどに目を向け、自分で考えながら行動していく人です。
そのため、マイペースで1人の時間を好む人が多いです。
内向型の人にはこんな特徴があります。
- 共同作業やチームプレーが苦手
- 完璧主義
- 話すより聞く
- 我慢強い
- 考えてから行動
あてはまる項目が多い人は内向型かもしれません。
この中でも共同作業やチームプレーが苦手という点は、特に社会に馴染めない理由にあてはまるのではないでしょうか。
内向型は刺激に弱いので、大勢の中で気を使う環境は苦手です。
さらに1人でじっくり考えてから行動したいため、周りに合わせているとストレスを抱え込んでしまいます。
そして内向型の人は、社会のルールや常識を守る真面目な人が多いです。
そのため、秩序を乱すことやルールを破ることについて罪悪感を感じやすいでしょう。
我慢強い面もあるため、言いたいことがあっても我慢してしまうことも多いかもしれません。
コミュニケーションが苦手
人とのコミュニケーションが苦手な人は多いのではないでしょうか。
実は私も苦手です。
相手にどこまで聞いていいのか、どこまで話していいのか、色んなことを考えている内に何も話せなくて終わってしまうことがよくあります。
コミュニケーション能力が高い人が本当に羨ましいです。
コミュニケーションが苦手というタイプは、私以外にもあります。
たとえば
- 自分の話ばかりで、相手の話を聞かない
- 協調性がなく、自分の価値観を押し付ける
- 空気が読めない
こういったタイプの人も、コミュニケーションが得意とはいえません。
コミュニケーションは会話のキャッチボールです。
相手と上手にキャッチボールができなければ、コミュニケーションは成立しません。
一方的に話をしたり、自分の意見を押し付ける会話は相手が嫌な気持ちになるだけです。
また、相手の話を遮ったり、明らかに嫌な態度を示している相手に話し続けるようなことも良くないです。
こういった相手を顧みないコミュニケーションの仕方、あるいは相手に気を使いすぎて話ができないなどといったことも、社会に馴染めない要因となります。
時間やルールを守れない
これも社会で生活していくために必要不可欠です。
日本人は特に時間やルールに厳しいイメージですよね。バスや電車も基本的に時間通りに運行しています。
私が以前勤めていた会社も時間にとても厳しく、1秒でも時間を過ぎたら指導を受けたり減給処分を受けることもありました。
もし時間やルールを守れない人が、私が勤めていた会社にいたら、数日で解雇になっていたと思います。
時間やルールを守れない人は、その人のだらしない性格が理由というだけではありません。
自分中心のルールがあって協調性がなかったり、そもそもルール自体に意味があるのかわからないという場合もあります。
会社のルールの中には、「なんでこんなルールがあるんだろう」と思うものもあります。
たとえば社内恋愛禁止とかですよね。
これは守れない人もいるかもしれません。
このようにルール自体が守りにくいものもありますが、個人的な理由で時間やルールを守ることが難しいと、社会には馴染みにくい性格といえます。
プライドが高い
プライドが高いとは、自尊心が高くおごっていることをいいます。
具体的には以下のような特徴があります。
- 自分の非を認めない
- 負けず嫌い
- 周りの人を見下す
プライドが高く傲慢になってしまう理由は、他人を信頼できなかったり、実は自分に自信がなかったりする人が多いです。
そういった弱い自分を隠すために、強そうにアピールしているんですね。
このような性格の場合は、周りから煙たがれてしまうことも多く、社会に馴染むことは難しいでしょう。
自分のことしか考えられていませんから。
ですが、もしあてはまっていると思えた方は、問題ありません。
多くの場合、傲慢である自分に気づくことはなかなか難しいです。
もし気づけたのなら、プライドが高い自分や弱い自分を認め、人間関係を改善していけば十分社会に馴染んでいけるでしょう。
協調性がない
協調性がないというのも、プライドが高いというのと少し似ています。
なぜなら協調性がないとは、周りのことを気にせず、自分を中心に物事を考えたり、行動したりする人のことだからです。
そもそも協調性というのは、周囲の人と互いに力を合わせ助け合うことです。
自分のことだけを考えている人にはまずできません。
社会に馴染む上で、この「協調性」というのはとても大きな役割を持っています。
ですが、協調性がないからといって、その人が悪いというわけではありません。
もしかしたら、自分の考えをしっかり持っていて、馴れ合いで仕事をするのが嫌だと感じているかもしれません。
悪口や陰口ばかりいうような職場だとすれば、自分から距離を取ることもあります。
協調性を発揮することで、全体が不利益を被るというパターンもありますよね。
必ずしも社会に馴染めばいいというわけではないようです。
生きづらくてもできる仕事
ここまで、「生きるのに向いてない」性格についてお話してきました。
どれも社会に馴染むことが難しく、人と関わるのが苦手な性格だったと思います。
このような「生きるのに向いてない」と思いがちな性格だったとしても、それは本人の特性であり、尊重されるべき性格だと私は思います。
社会に馴染めないからといって、全てを諦める必要は全くありません。
特に社会と関わりを大きく持つ仕事に関しても、自分に合った仕事内容や職場環境を選んで、ストレスを感じずに行えばいいと思います。
次は、生きづらさを感じている人でも比較的やりやすい仕事を紹介していきます。
フリーランス
フリーランスとは、会社や組織に所属せず、自分のスキルや能力に応じて自由に仕事を契約する人のことです。
主な仕事はこんな感じです。
- ライター
- カメラマン
- プログラマー
- デザイナー
- 動画編集など
このようにさまざまな仕事があります。
フリーランスのメリットは、働く場所も時間も、受ける仕事も全て自由に決めることができるという点です。
会社員のように上司や同僚がいるわけではないので、他人を気にせず自分のペースで仕事を行うことが可能です。
フリーランスという形なら、社会に馴染むことが性格的に難しくてもさほど問題はありません。
ただ、注意点もあります。
フリーランスは、安定した収入を得ることが難しい職業です。
会社や組織に勤めていれば毎月決まった給料が支払われます。
手当や福利厚生などもついていますが、それらはもちろんありません。
フリーランスには安定した土台がないのです。
ですが、スキルや能力を磨けば会社員より多く収入を得ることは十分可能ですし、何より精神的な負担が少ないです。
人と付き合うことが苦手で、1人でマイペースに仕事をしていたい人にとっては、挑戦してもいい働き方ではないでしょうか。
工場勤務
続いては工場での仕事です。
工場では働く内容や時間がきちんと決まっていることが多く、誰でもできる仕事内容が多いです。
そのため、学歴や資格、経験などがなくてもすぐに始められ、安定した収入を得ることができます。
なにより工場での仕事は1人で黙々と作業することがほとんどです。
コミュニケーションを最小限に抑えることができる上に、工場によってはスキルアップや技術の習得ができる可能性もあります。
工場では主に以下のような仕事があります。
- ライン作業
- 梱包や仕分け
- ピッキング
- 検査や品質管理など
どれもそんなに難しい作業ではありません。
単純作業で黙々と仕事がしたいという方にはぴったりです。
注意点としては、夜勤があるという点と正確性を求められるという点です。
工場では多くの製品や食品を取り扱っています。
繁忙期には夜勤や残業があるところも多いでしょう。
また、工場での仕事は単純作業のため、スピードや正確性が求められます。
マイペースにというわけにはいきません。
この点を踏まえ、検討してみてはいかがでしょうか。
投資家
投資家と聞くと、すごい知識や大金をもっていないとできなそうと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
知識はもちろん必要ですが、投資する商品によっては少額の資金から始めることも可能です。
スキルを習得すれば、会社員の給料以上に稼いでいける可能性もありますし、仕事の場所も自由です。
誰とも関わらなくて済むので、社会に馴染みにくい人でも問題ありません。
また投資する商品もいくつかあります。
- 日本の株式
- 海外の株式
- 外国の通貨
- 仮想通貨など
これらの商品を自分の資金ややりたい分野によって、投資することができます。
専業の投資家になるためには、スキルを学び実践し、失敗を繰り返しながら経験を積むことが大切です。
根気がいるため挫折する人も少なくありません。
これが難しいと言われる理由ですね。
ですが、「生きるのに向いてない」と思うのは、もしかしたら自分ができることが見つかってないだけかもしれません。
特殊な仕事ですが、みんながなかなか手を出せない働き方だからこそ、成功すればより嬉しいですよね。
まずは自分に向いているか試すところから始めてみてもいいんじゃないでしょうか。
農業
これも意外かもしれませんが、生きづらさを抱えている人にはとてもおすすめの仕事です。
なぜなら規則正しい生活をし、作物を育てるというシンプルな作業に没頭できるからです。
さらに日の光を浴びることで、セロトニンというストレスを軽減する物質が分泌され、恐怖や不安を和らげる作用もあります。
また土いじりをするのもとてもいい影響があります。
幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌され、セロトニンと同じくストレスが軽減されたり、モチベーションが上がったりします。
他にも、
- 農作物の成長を感じられる
- 達成感を感じられ、自己肯定感が上がる
- 適度な運動になる
といった良い影響が考えられます。
自然に向き合いながら心身を豊かに保つことができる農業は、大変さ以上にやりがいも大きいはずです。
また、1から自分で農作物を育てるのはハードルが高いかもしれませんが、まずは農業法人などの従業員として働くことも可能です。
趣味として自分に合うか試してみるのもありだと思います。
外資系
最後に紹介するのは外資系の仕事です。
かなり思い切った選択ですが、日本の社会に馴染めない性格なら、海外に目を向けてみるのもありだと思います。
実際のところ、外資系の企業はもちろん英語が必須になりますし、完全実力主義の社会です。
そのため、ある程度実力がある人でないと外資系の仕事をするのは困難でしょう。
それならなぜおすすめするのかというと、理由はあります。
- 合理的に仕事を進められる
- 実力次第でどんどん出世できる
- 仕事の裁量が大きい
「生きるのに向いてない」と感じる人は、社会に馴染めないだけで優秀なスキルや能力を持っている人も多くいます。
結果や実力を重視する外資系の職種に就くことで、マイペースに取り組みながら仕事に集中することができます。
結果がついてくれば出世もでき、自信や実力もついてきます。
また、外資系の会社はポジション採用が多いため、上司の言いなりになって働くのではなく、アイディアを試したり、やったことのない事業に挑戦することもできる可能性があります。
楽な生き方とは自分に素直になること
「生きるのに向いてない」と感じながら生きていくのはとても辛いことです。
楽に生きれる方法があるとすれば、それは「自分に素直になること」です。
人とのコミュニケーションが苦手な自分、協調性がない自分、全部含めて自分であると認め、自分の心に素直になります。
そうすることでだいぶ気持ちは楽になります。
自分が生きる人生において、大切なのは自分がどうしたいかです。
社会に馴染めないから生きていけないわけではなく、ましてや「生きるのに向いてない」こともありません。
誰からも必要とされてないと思っていても、大切にしてくれる人に出会えていないだけかもしれません。
社会に馴染んでいる人が「生きるのに向いている」のではなく、自分に素直にナチュラルに生きている人の方が、「生きるのに向いている」と私は思います。
生きるのに向いてない人のまとめ
生きるのに向いてない人とは社会に馴染みにくい人であるとお話していきました。
具体的には
- 刺激に敏感な内向型
- コミュニケーションが苦手
- 時間やルールを守れない
- プライドが高い
- 協調性がない
こういった性格を持つ方が社会に馴染みにくい性格です。
「生きるのに向いてない」と思いながら生きていくことは本当に辛いことです。
ぜひ自分に合った仕事や生き方を見つけて、前向きに人生を歩んで行ってほしいです。
「生きるのに向いてない」と思い生きづらさを感じているなら、一人で抱え込まずにまずは誰かに相談してみてはいかがでしょうか?
エキサイト相談室は、予約なしで24時間365日相談を受け付けています。
「生きるのに向いてない」と感じてしまったら、プロのカウンセラーが在籍しているエキサイトお悩み相談室に悩みを相談してみましょう。
コメント