誰かに嫌がらせをされると、嫌な気分になりますよね。
大人になってまで嫌がらせをしてくる人にうんざりすることもあるでしょう。
嫌がらせをされると、どうしても「やり返したい!」という気持ちになります。
しかし嫌がらせに対して、何も考えずにただやり返したり、仕返しをやりすぎたりすると逆にこちらが不利になってしまうことも・・・
そこで当記事では、嫌がらせに対して合法的に仕返しする方法や、ケース別の仕返しの方法を紹介します。
当記事をご覧になれば、嫌がらせをされたときに合法的に仕返しができるでしょう。
仕返しをするときに気を付けたいポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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職場や学校で嫌がらせをされたら仕返ししてもいいの?
職場や学校で嫌がらせをされると「仕返ししたい!」と思うこともあるでしょう。
仕返しをして相手を見返してやりたい気持ちもありますよね。
しかし、嫌がらせに対して仕返しをしてもいいのでしょうか?
結論からいうと、嫌がらせに対してそのまま仕返しをしたり、自分がやられた以上のことをやり返すのはよくありません。
仕返しのやり方を間違えると、自分が悪者にされたり、嫌がらせがよりエスカレートしてしまう可能性があるからです。
場合によっては、仕返ししたことを訴えられてしまい、逆に不利になってしまうこともあります。
嫌がらせに仕返しをしたいのであれば、自分が不利な立場にならないよう気をつけることが大切です。
嫌がらせに仕返しする前に気をつけたい6つのポイント
嫌がらせをされたとき「今すぐにでも仕返ししたい!」と思うかもしれません。
しかし前述したように、嫌がらせに対してそのまま仕返しをするとかえって自分が不利になってしまうこともあります。
では、自分が不利にならないようにするためには、どうすればいいでしょうか?
ここでは、嫌がらせに仕返しする前に気をつけたいポイントを下記のとおり紹介します。
- まずは冷静になる
- 相手をしっかり特定する
- こちらが不利になる仕返しはしない
- 違法ではない仕返しの方法を考える
- 仕返ししなくて済む方法も考える
- 証拠を集める
嫌がらせをされて仕返しをしたいと思ったときは、6つのポイントに気をつけることがとても重要です。
それでは1つずつ解説していきます。
まずは冷静になる
1つ目のポイントは『まずは冷静になる』ことです。
嫌がらせをされ続けると、ついカッとなってしまうこともありますが、まずは冷静になってみましょう。
もし冷静ではない状態で仕返しをした場合、相手にケガをさせてしまったり、最悪の場合命を奪ってしまう可能性もあります。
そうなれば、どんなに嫌がらせを受けていた立場でも、逆に自分が悪者になってしまうでしょう。
でも、毎日嫌がらせを受けたり、幼稚な嫌がらせをされるとどうしても頭に血がのぼってしまいますよね。
そんなときは、まず深呼吸をしてみましょう。
深呼吸をしてみると、意外とすぐに冷静になれることもあります。
自分の身を守るためにも、まずは冷静になることがとても重要です。
相手をしっかり特定する
2つ目のポイントは『相手をしっかり特定する』ことです。
面と向かって嫌がらせをされている場合は、相手がしっかりわかると思います。
しかし、なかには陰で悪口を言っていたり、物を隠したりするなど陰湿な嫌がらせをしてくる人もいるでしょう。
最近はSNSを使った嫌がらせもあると思います。
陰で嫌がらせをする人を特定するのはなかなか難しいことではありますが、思い込みで犯人だと決めつけるのは大変危険です。
もしその判断が間違っていた場合、訴えられたりして自分が不利になる可能性があります。
仮に本当に犯人だったとしても、証拠がなければ相手を特定することも難しいといえるでしょう。
嫌がらせをしてくる相手を特定するには、証拠を集めることがとても重要です。
時間はかかるかもしれませんが、しっかりと証拠を集めて相手を特定するようにしましょう。
こちらが不利になる仕返しはしない
3つ目のポイントは『こちらが不利になる仕返しはしない』ことです。
嫌がらせに対して、下記のような仕返しをしてしまうと逆にこちらが不利になってしまいます。
- 暴力を振るう
- やられたことをそのままやり返す
- あることないこと言いふらす
暴力を振るうことはもちろん悪いことですし、やられたことをそのままやり返すことも良くありません。
やられたことをそのままやり返すと、かえって自分が悪者だと言いふらされる可能性もあります。
そして、あることないこと言いふらすことも自分が不利になってしまう仕返し方法です。
どんなに嫌がらせをされても、こちらが不利になる仕返しは絶対にしてはいけません。
違法ではない仕返しの方法を考える
4つ目のポイントは『違法ではない仕返しの方法を考える』ことです。
違法になるような仕返しをすると、いくら相手が悪くても完全にこちらが不利になってしまいます。
違法な仕返しの方法は、たとえば下記のようなやり方です。
- 悪口を言う
- 暴力を振るう
- 相手の所有物を壊す、傷つける
- SNSで相手のことを晒す
- 相手を脅す
上記のような方法は、名誉棄損や器物損壊など違法なやり方になってしまうので、絶対にやめましょう。
前述でも暴力について触れましたが、暴力は犯罪になってしまうためやってはいけません。
また、嫌がらせをされたときついつい相手の悪口を言ってしまいがちですが、こちらも避けた方がよいでしょう。
「たかが悪口でなぜ違法になるの?」と思うかもしれませんが、場合によっては名誉棄損などで訴えられてしまうこともあります。
いくら相手にひどい嫌がらせをされたとしても、こちらが違法になるような手段をとると立場が一気に逆転してしまいます。
嫌がらせに仕返しをしたいときは、違法ではない仕返しの方法を考えてみましょう。
仕返ししなくて済む方法も考える
5つ目のポイントは『仕返ししなくて済む方法も考える』ことです。
嫌がらせをされると「仕返しをしないと気が済まない!」と思いがちですが、わざわざ仕返しをしなくても相手を見返す方法もあります。
たとえば、下記のような方法で相手を見返すことができるでしょう。
- 仕事で相手よりも良い実績を出す
- プライベートを充実させる
仕事で良い実績を出せば、簡単に嫌がらせをしてくる相手を見返すことができます。
一方、プライベートを充実させることも重要です。
恋人ができたり、趣味で楽しみをつくったりすれば、嫌がらせをしてくる相手を見返せる可能性もあります。
嫌がらせをしてくる人は、常に不満を抱えていたり何かに怯えていたりすることが多いものです。
良い実績を出したり、プライベートを充実させれば、嫌がらせに対する心の余裕もできるのではないでしょうか。
証拠を集める
6つ目のポイントは『証拠を集める』ことです。
嫌がらせをされるとすぐに仕返しをしたくなると思いますが、まずは冷静になって証拠を集めてみましょう。
嫌がらせをされた証拠を集めることは、とても重要なことです。
たとえば、下記のような証拠を集めておくと良いでしょう。
- 嫌がらせをされたときの音声(レコーダーなどを使用)
- 嫌がらせで壊されたり、傷つけられた物
- 嫌がらせされたことを記した日記
上記のような嫌がらせをされたときの証拠があれば、こちらが法的手段をとったとき大変有利になります。
また、上司や周りに相談・報告するときにも役に立つでしょう。
嫌がらせをされたときは、まず証拠を集めることから始めてみましょう。
嫌がらせに仕返しをする合法的な5つの方法
嫌がらせに仕返しをしたいのに、やり返す方法を間違えてこちらが不利になるのは避けたいですよね。
「嫌がらせをされているのはこっちなのに・・・」と嫌な気分にもなります。
そうならないためにも、嫌がらせに仕返しするときは合法的な方法でやり返すのが一番です。
ここでは、嫌がらせに仕返しをする合法的な方法を5つ、下記のとおり紹介します。
- あえて明るく振る舞う
- 周囲を自分の味方につける
- 相手よりも幸せになる・成功する
- 気にしないフリをする
- 法的な手段をとる
合法的な方法で仕返しをすれば、こちらが不利になることはないですし、泣き寝入りをすることもありません。
1つずつ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
あえて明るく振る舞う
嫌がらせをしてくる人は、相手を困らせたり嫌な思いをしている姿を見たくて嫌がらせをしてくる場合がほとんどです。
嫌がらせをされたときに困惑してしまうと、相手の思い通りになってしまい嫌がらせがよりエスカレートする可能性もあるでしょう。
そんなときは、あえて明るく振る舞うのがおすすめです。
あえて明るく振る舞うことで、嫌がらせをしてくる相手はターゲットの困った顔を見ることができなくなります。
そうなれば「つまらない」と思い始め、最終的には嫌がらせをすることもなくなるでしょう。
嫌がらせをされストレスを抱えた状態で明るく振る舞うのは、すごくエネルギーを使うかもしれません。
しかし、思い切って明るく振る舞えば、嫌がらせがエスカレートすることもなく短期間で済む可能性があります。
ターゲットの困った顔が見たいという人には効果的な方法といえるのではないでしょうか。
周囲を自分の味方につける
嫌がらせをする人の中には、ターゲットを一人だけにしぼり執拗に嫌がらせをする人もいます。
自分一人だけに嫌がらせをされると、孤独な気持ちになりますよね。
そんなときは、周囲を自分の味方につけるとよいでしょう。
たとえば、信頼している上司や同僚、先輩・後輩などです。
嫌がらせをされた経緯をしっかり話せば、周囲の人が自分に味方をしてくれるでしょう。
そして重要なポイントは、嫌がらせをしてくる相手の周囲の人も味方につけることです。
嫌がらせをしてくる相手の周囲を味方につければ、相手に嫌がらせをやめるよう話してくれる可能性もあります。
嫌がらせをされ悩みを一人で抱え込むのは大変危険なことです。
周囲の人を味方につけることで、孤独ではなくなり、立ち向かう勇気も湧いてくるのではないでしょうか。
相手よりも幸せになる・成功する
嫌がらせをしてくる相手よりも幸せになったり、何かで成功することも合法的な仕返しの方法のひとつです。
たとえば、下記のようなことで相手を見返すことができます。
- 素敵な恋人を見つける
- 趣味を見つけプライベートを充実させる
- 仕事で成功をおさめる
- 転職して相手よりもいい会社に勤める
プライベートを充実させることで、嫌がらせをしてくる相手より幸せだと感じられるのではないでしょうか。
プライベートの楽しみが増えることで、嫌がらせをされても相手のことがあまり気にならなくなります。
また、仕事で相手よりも良い実績ができたり、転職で成功することでも相手を見返すことができるでしょう。
嫌がらせをしてくる相手が、今の職場に不満を抱いているのであればより効果的です。
嫌がらせをしてくる相手よりも幸せになったり、成功したりすることは何よりも良い仕返し方法といえるのではないでしょうか。
気にしないフリをする
嫌がらせをしてくる相手は、ターゲットが嫌な顔をしたり嫌な思いをしていると実感することが楽しくて意地悪をしてくる可能性もあります。
幼稚な嫌がらせをされたり、執拗に嫌がらせをされるのはどうしても気になってしまいますよね。
そんな嫌がらせをされたときは、気にしないフリをするのが一番良い方法です。
あえて気にしないフリをすることで、嫌がらせが短期間で終わる可能性があります。
嫌がらせに対して気にしないフリをするのは辛いかもしれません。
しかし気にしないフリをするという方法は、嫌がらせがエスカレートするのを防いだり、相手を逆上させないために一番適しています。
思い切って気にしないフリをしてみることで、意外とすぐに嫌がらせがおさまるかもしれませんよ。
法的な手段をとる
嫌がらせのなかには、法にふれるような嫌がらせもあります。
下記のような嫌がらせをされている場合は、法的な手段をとった方がよいでしょう。
- 私物を壊された、傷つけられた
- 物を盗まれた
- 悪口などで社会的に評判を下げられた
- 悪い噂を流された
上記以外にもたくさんあるかと思いますが、嫌がらせ行為は犯罪にあたることがほとんどです。
そんなときには迷わず法的な手段をとることをおすすめします。
ただし、何も考えずに法的手段に踏み込むのは、逆に自分が不利になってしまう可能性もあるでしょう。
相手に法的な手段で仕返しをする場合は、しっかりと証拠を残しておくことが重要です。
嫌がらせをされたときの音声や物的証拠、嫌がらせをされたときのことを日記に書いておくなど、しっかりとした証拠を残しておきましょう。
【ケース別】嫌がらせに対する仕返し方法
嫌がらせをされるのは、職場や学校だけに限りません。
ご近所から嫌がらせを受けていたり、騒音に悩まされたり・・・といった嫌がらせもありますよね。
ここでは、嫌がらせに対する仕返し方法を下記3つのケース別に紹介します。
- ご近所からの嫌がらせ
- 学校での嫌がらせ
- ご近所からの騒音
ご近所や学校で嫌がらせをされている場合でも、衝動的に仕返しをするのは自分が不利な立場になりかねません。
ご近所だと長い付き合いになることもあるので、できれば大事にしたくないという気持ちもあるかと思います。
1つずつ紹介しますので、ご近所や学校で嫌がらせをされている場合の参考にしてみてください。
ご近所からの嫌がらせ
ご近所から嫌がらせをされるケースは多く、トラブルに発展しやすいです。
たとえば、下記のような嫌がらせをされることが多い傾向があります。
- あることないこと言われ、悪い噂を広められた
- 車のタイヤをパンクさせられた
- 家の前にゴミをまかれた
- 壁に落書きをされた
あまりにもひどい嫌がらせだと、すぐにでもやり返したくなる気持ちもありますが、ご近所だと少しためらってしまいますよね。
ご近所からの嫌がらせは対処法を間違えてしまうと、さらにエスカレートする可能性があります。
また、他のご近所関係にも影響があるおそれがあるため、下手に動くのは大変危険です。
話し合いをしようにも、相手にしてもらえず解決しない場合がほとんどです。
ご近所からの嫌がらせに対しては、第三者に間に入ってもらいましょう。
第三者とは、弁護士や警察などです。
弁護士や警察に入ってもらうことで、合法的に嫌がらせに仕返しすることができるでしょう。
学校での嫌がらせ
学校での嫌がらせは、陰湿なものが多いと思います。
- 無視される
- 物を隠されたり、捨てられたりする
- 先生に見えないところで暴力をされる
- SNSなどを使って噂話を広げる
- 先生からも差別される
生徒だけでなく、先生も嫌がらせをするケースが多くあるでしょう。
学校で嫌がらせをされている場合、誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまうケースがほとんどではないでしょうか。
一人で抱え込んでしまうと最悪のケースも考えられるので、まずは誰かに相談してみましょう。
たとえば、
- 親や兄弟に相談してみる
- 友人に相談してみる
- 先輩や先生に相談してみる
そして、学校での嫌がらせには下記のような仕返しの方法をとってみましょう。
- 嫌な顔をせず気にしていないように振る舞う
- 嫌がらせに対して無視する
- あえて明るく振る舞い話しかける
- 相手より成功する(良い成績をとる など)
- 法的手段をとる
学生が嫌がらせをする場合、相手が嫌な顔をするのが見たかったり、優越感に浸りたかったりすることがほとんどです。
そんな相手には、気にしてないように振る舞ったり無視するのが一番。
相手はそのうち飽きて、嫌がらせをしてこなくなるでしょう。
また、学生でも親に相談して法的手段をとることは可能です。
学生だからといって、嫌がらせをすることは決して許されることではありません。
あまりにもひどい嫌がらせのときは、法的手段をとれるということも覚えておきましょう。
ご近所からの騒音
ご近所からの騒音も嫌がらせに入ります。
ご近所からの騒音は、2つのパターンが考えられます。
- 相手に嫌な思いをさせたくて騒音を出している
- 相手に迷惑がかかっているのがわからない状態で騒音を出している
嫌な思いをさせたくて騒音を出されるのも嫌ですが、迷惑をかけているとわからずに騒音を出されるのもいい迷惑ですよね。
どちらにせよ、騒音でこちらが迷惑していることに変わりはありません。
しかし、騒音を出してやり返したり、直接話し合いをしようとするとトラブルに発展してしまいます。
こんなときは、間に警察に入ってもらうのがベストです。
警察に入ってもらうことで、嫌がらせがエスカレートするのを防げますし、騒音も落ち着くのではないでしょうか。
嫌がらせに仕返ししたいとき合法的にやり返せる方法まとめ
ここまで、嫌がらせに仕返ししたいとき合法的にやり返せる方法について紹介しました。
合法的にやり返せる方法は、下記の5つです。
- あえて明るく振る舞う
- 周囲を自分の味方につける
- 相手よりも幸せになる・成功する
- 気にしないフリをする
- 法的な手段をとる
嫌がらせをされたら、そのままやり返そうとせず、まずは冷静になることがとても大切です。
自分が不利な立場にならないよう、合法的な方法でやり返せるといいですよね。
嫌がらせに仕返ししたいと思ったときは、ぜひ当記事を参考にしてみてください。
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嫌がらせで心が疲れてしまっていたら、まずはカウンセラーに話を聞いてもらいませんか。
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