嫌がらせの心理はどのようなものか、わざわざ攻撃してくる人に悩んでいませんか?
最低限の付き合いにすればよいのに、嫌がらせする心理が謎ですよね。
あなたの周りにわざわざ攻撃的な態度の人がいるのは、不愉快だと思います。
しかし、相手の態度や心理を変えることは難しいでしょう。
あなたが嫌がらせで悩んでいる場合は、カウンセラーに話すことがオススメです。
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しつこい嫌がらせをする人の心理を7つ解説
しつこい嫌がらせをされると、精神的にも疲れてしまいますよね。
職場にいくのがつらくなってしまいます。
あまりにもしつこいと「この人はどんな心理で嫌がらせをしてくるんだろう?」と思いますよね。
嫌がらせをする人は、どんな心理をしているのでしょうか?
ここでは、嫌がらせをする人の心理7つについて解説します。
- 自分を強く見せたい
- 嫌がらせをして楽しんでいる
- 嫉妬をしている
- ストレスを発散しようとしている
- 実は好意がある
- 過去の出来事を許せないでいる
- 寂しくてかまってほしい
嫌がらせをする人は、理由があって嫌がらせをしてきたり「そんなことで?」と思ってしまうような意外な心理がかくされているかもしれません。
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
自分を強く見せたい
まず1つ目に解説するのは『自分を強く見せたい』という心理です。
職場の人から、暴力にあたる行為をされたり怒鳴られたりすると、びっくりしてしまったり怖いと思ってしまいますよね。
自分を強く見せたいという心理から嫌がらせをしてくる人は、そういった暴力行為をすることで、自分の優位性を高めていると思われます。
暴力されたり怒鳴られて、驚いたり怖がる姿を見て「自分の方が強い」と思い込んでいるのでしょう。
パワハラやモラハラをする人にもこのような心理が働いている可能性があります。
嫌がらせをして楽しんでいる
2つ目に解説するのは『嫌がらせをして楽しんでいる』という心理です。
このような心理で嫌がらせをする人は、嫌がらせをして相手がどんな反応をするか見て、ただ楽しんでいるだけなのかもしれません。
自分を強く見せたい心理とは違い、嫌がらせをして優越感に浸ったり快感を味わったりするため、いわゆるサディストの可能性があります。
このような心理で嫌がらせをする人は、嫌がらせをすること自体に深い意味はない場合が多いので、かなり厄介なタイプといえるでしょう。
嫉妬をしている
3つ目に解説するのは『嫉妬をしている』という心理です。
嫌がらせをしてくる人は、相手の仕事の能力や、周りに信頼される人柄に嫉妬をして意地悪をしているのかもしれません。
このような心理の人は、自分に対して劣等感やコンプレックスを強く感じ、嫌がらせをすることで自分より優れている人を排除しようとしているのです。
嫉妬から嫌がらせをする人は、自分自身が劣っていることをどうしても認めたくないと思っています。
そのため、自分より優れている人が嫌がらせをされて苦しむ姿・悩む姿を見て快感を味わっているのではないでしょうか。
ストレスを発散しようとしている
4つ目に紹介するのは『ストレスを発散しようとしている』という心理です。
このような心理から嫌がらせをする人は、ストレスへの耐性が低い可能性があります。
そのため常にイライラしていて、他の人に嫌がらせをすることでストレスを発散しているのです。
ストレスを発散しようとして嫌がらせをする人は、嫌がらせのターゲットを一人にしぼるのではなく、周りの人たちに影響を及ぼすのが特徴といえます。
このようなタイプの嫌がらせは、暴力的な行為からセクハラになるような行為までさまざまなので、注意が必要です。
実は好意がある
5つ目に解説するのは『実は好意がある』という心理です。
特定の人に嫌がらせをしてくるのは、実は相手に好意をもっている可能性もあります。
好意があるのに嫌がらせをするのは意外ですよね。
この心理の人は、好きな気持ちを隠すためにわざと嫌がらせをしたり、相手を思うあまりつい厳しい態度をとってしまうのではないでしょうか。
また、嫌がらせをした相手が反応してくれると嬉しいと思っていることもあります。
好意をもってもらえるのは嬉しいですが、それで嫌がらせをされるのは相手からすれば迷惑な話ですね。
過去の出来事を許せないでいる
6つ目に解説するのは『過去の出来事を許せないでいる』という心理です。
過去の出来事がきっかけで嫌がらせをする人もいます。
このような人は、そのときの怒りや恨みが忘れられず、しつこく嫌がらせをしてくることが多いです。
嫌がらせをされる側がすでにその出来事を忘れている場合、何が原因で嫌がらせをされているのか身に覚えがないこともあります。
過去の出来事を許せない人は、相手が忘れてしまうような些細な出来事でも恨みをもち続けていて、嫌がらせをしてくるのかもしれません。
しかし、過去の出来事が原因だからといって、嫌がらせをしていい理由にはならないのです。
原因がなにかわかったとしても、毅然とした態度で嫌がらせを受け流すとよいでしょう。
寂しくてかまってほしい
7つ目に解説するのは『寂しくてかまってほしい』という心理です。
このような心理をもつ人は、周りの人から注目をしてほしいと思っている可能性があります。
嫌がらせをするほかに注目してもらえる方法がわからず、人に嫌がらせをすることで注目を浴びて満足しているのかもしれません。
このような人は嫌がらせをすることで「注目してもらいたい」という欲求が満たされてしまうため、悪気がない場合があります。
悪気がないからといって嫌がらせをすることは間違っているので、結局は人が離れていってしまうことになるでしょう。
嫌がらせをする人の特徴と性格は?
ここまで、嫌がらせをする人の心理について解説してきました。
さて、嫌がらせをする人には、特徴や性格が似ているところがあります。
では嫌がらせをする人は、どんな特徴や性格をしているのでしょうか。
ここでは嫌がらせをする人の特徴・性格6つについて下記のとおり解説していきます。
- 自己中心的な性格
- プライドが高い
- 負けず嫌いな性格
- 被害妄想が激しい
- 自信が持てない
- 疑い深い性格
上記のような特徴や性格から、先ほど解説したような心理に発展していき、嫌がらせをしてくるのです。
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
自己中心的な性格
まず1つ目に解説するのは『自己中心的な性格』の人です。
「自分が一番正しい」と思ってしまう自己中心的な性格の人は、自分に賛同しなかったり反発する人を嫌う傾向にあります。
そのように、自分に従わない人を排除するために嫌がらせをするのです。
この性格の人は自分が一番だと思っているため、周囲への気遣いができず、周りの迷惑も考えることができません。
そのような性格から、自分を肯定しない人に対して嫌がらせや意地悪をするのではないでしょうか。
プライドが高い
2つ目に解説するのは『プライドが高い』人です。
嫌がらせをする人は、プライドが高い傾向にあります。
このような人は、頑固で強気な性格をしており、自分の意見を曲げることができません。
そのため、嫌がらせをすることで他の人を抑え込むことがあります。
また、プライドが高い人は些細なことでも「馬鹿にされた」「恥をかかされた」と捉えやすいのが特徴です。
嫌がらせを受ける側が覚えていないような些細なことでも、嫌がらせをしてくることがあります。
負けず嫌いな性格
3つ目に解説するのは『負けず嫌いな性格』の人です。
負けず嫌いな性格の人は、自分が常に一番でないと気が済まないタイプで、相手を蹴落とすために嫌がらせをしてくる可能性があります。
このようなタイプは、ライバルだと認識した相手にはとことん嫌がらせをしますが、ライバルだと思っていない人には比較的優しくするのが特徴です。
しかし、優しくしている人に対しても「自分が負けるかもしれない」「自分より優れている」と認識した途端、手のひらを返したように嫌がらせをしてくる場合もあります。
被害妄想が激しい
4つ目に解説するのは『被害妄想が激しい』人です。
嫌がらせをしてくる人のなかには、被害妄想が激しい人もいます。
このようなタイプは、防衛本能が過剰に働いてしまい、相手に対して嫌がらせをするのです。
被害妄想が激しい人は、ネガティブで自分に自信がもてないため「自分に害を与えるのではないか」と考えすぎてしまい、そこから防衛本能が働きます。
防衛本能が過剰に働いた結果、自分が何かされる前に相手を攻撃しようとしているのです。
被害妄想が激しい人は、特定の人に限らず自分に害を与えると認識した人に嫌がらせをするのも特徴の1つといえます。
自信が持てない
5つ目に解説するのは『自信が持てない』人です。
自信が持てない人は、自信のなさを隠すため「自分は強い」と周りにアピールするため、嫌がらせをしてくることがあります。
このようなタイプの人は、実は自分の考えや行動に自信が持てず、相手に自分を知られることに恐怖心があるのでしょう。
内心では下記のように考えています。
- 認めてもらえなかったらどうしよう
- 馬鹿にされたらどうしよう
このような考えを持っていて、いつも怯えているのです。
自信のなさを隠すため、自分より弱いと認識した相手に嫌がらせをすると考えられます。
自信がないからこそ、嫌がらせをすることで自分のほうが格上であると思い込み、自分自身を保とうとしているのです。
疑い深い性格
6つ目に解説するのは『疑い深い性格』の人です。
疑い深い性格の人は、他の人を信じることができず、相手の言葉や行動に不信感を抱きます。
このような人は、相手の言動に対し下記のように考えます。
- 自分になにかしてくるのではないか
- 本当はそんなことないでしょう
上記のように考えて、すぐに相手を疑ってしまう癖があるようです。
相手を疑い自分を守ろうとして、嫌がらせをしてくるのでしょう。
疑い深い性格の人は、誰に対しても疑いを抱くため嫌がらせする相手を特定しない傾向があります。
嫌がらせをする心理は男性と女性で違う?
ここまで、嫌がらせをする人の特徴や性格について解説しました。
しかしよく考えてみると、嫌がらせをするタイプや嫌がらせのやり方は、男性と女性で違ってくるような気がしませんか?
実は男性と女性では、嫌がらせをする心理にちょっとした違いがあるのです。
ここでは嫌がらせをする男性の心理と女性の心理について、それぞれ解説していきます。
男女による心理の違いを理解すると、よりよい対策が思いつくかもしれません。
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
嫌がらせをする男性の心理
嫌がらせをする男性は、どういった心理から意地悪なことをしてくるのでしょうか。
男性の場合「自分が一番になりたい」「自分が強い立場でありたい」という思いが強い傾向にあります。
先ほどの、嫌がらせをする人の特徴や性格を解説したなかでは、下記の2つが男性に多いと思われます。
- プライドが高い
- 負けず嫌いな性格
仕事でトップに立ちたい、負けたくない相手がいる、といった場合に嫌がらせをすることが多いのではないでしょうか。
仕事ができる人や、自分の成績を追い抜きそうな人がいると、嫌がらせをしてでも「自分が一番になりたい」と思ってしまうのです。
嫌がらせをする女性の心理
では、嫌がらせをする女性の心理にはどんなものがあるでしょうか?
女性の場合は相手に嫉妬したり、相手をうらやむ気持ちが強い傾向にあります。
その気持ちは、下記のような状況からうまれる可能性が高いです。
- 自分より若くてかわいい
- 自分より仕事ができる
- 好きな男性をとられたくない
自分より優れている、周りの注目を浴びている相手を面白くないと思い、嫌がらせをしてくるのではないでしょうか。
そして、女性の場合はその日の気分によって嫌がらせをしてきたり、急に優しくなったりするなど、態度がころころ変わるのも特徴のひとつです。
職場で嫌がらせをされたときの対処法
職場で嫌がらせをされると、職場に行くのが辛くなってきますよね。
職場で嫌がらせをされることが続くと、退職に追い込まれてしまったり、最悪の場合うつになってしまう可能性があります。
そうなってしまう前に、嫌がらせをされたときの対処法を知っておくのが大切です。
ここでは、職場で嫌がらせをされたときの対処法ついて、下記の5つを解説します。
- 嫌がらせをする人と距離をおく
- 上司に相談する
- 嫌がらせをされた証拠を残しておく
- 気にしていないフリをする
- 専用の窓口に相談してみる
嫌がらせをされたときの対処法を知っておけば、気持ちが楽になったり、職場環境を改善することもできます。
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
嫌がらせをする人と距離をおく
1つ目の対処法は『嫌がらせをする人と距離をおく』です。
嫌がらせをされたら、まずは相手と距離をおいてみましょう。
物理的に距離をおくことで、嫌がらせをされる頻度を減らせることがあります。
嫌がらせをする人も、遠くにいる人にわざわざ嫌がらせをするのはエネルギーを消耗するので、距離をおけば自然と嫌がらせをされることも減るのではないでしょうか。
もし、仕事でどうしても話さなければいけないときは、必要最低限の内容だけ話したあとすぐに離れることをおすすめします。
仕事の話だけするようにしていれば、嫌がらせをされる隙を与えないので、この方法でも自然と嫌がらせの頻度は減るでしょう。
上司に相談する
2つ目の対処法は『上司に相談する』です。
自分でどうしようもできない嫌がらせを受けたときは、職場の上司に相談してみましょう。
しかし、なかには嫌がらせをする人と上司が仲が良いケースもあります。
その場合は、証拠をしっかり残してから相談すると、話がスムーズに進むでしょう。
職場によっては、嫌がらせをする相手を部署を異動させてくれることもあります。
そして、嫌がらせの程度によっては、嫌がらせをしてくる人の給料を減らすこともあるのです。
しかし、上司に相談して何か対策が実行された場合、嫌がらせがさらにエスカレートすることも考えられます。
このようなことも考えて、嫌がらせの証拠や情報はしっかりと残しておくことが大切です。
嫌がらせをされた証拠を残しておく
3つ目の対処法は『嫌がらせをされた証拠を残しておく』です。
ここまで解説してきたように、嫌がらせをされたときの証拠を残しておくのは、被害者にとって非常に有利といえます。
しかし、どのような証拠を集めればいいのか、わからない人もいるのではないでしょうか。
嫌がらせをされたときは、下記のものを集めておくと有利です。
- 嫌がらせをされて破損した私物
- ボイスレコーダーを使い嫌がらせをされたときの音声を残しておく
- スマホの録音機能で嫌がらせをされたときの音声を残しておく
ボイスレコーダーを持ち込むのが難しい場合は、日記をつけておくのも効果的です。
日記をつける場合は、下記の情報も書いておくといいでしょう。
- 嫌がらせをする人の名前
- 嫌がらせをされた日付と時間
- 嫌がらせをされた場所
- 嫌がらせをされたときの状況
日記の場合は、嫌がらせをされたときのことを細かく記録しておくことが非常に重要です。
解説したような物的証拠や日記などは、専用窓口に相談する場合にも役に立つので、嫌がらせの証拠として残しておくことをおすすめします。
気にしていないフリをする
4つ目の対処法は『気にしていないフリをする』です。
嫌がらせをする人は、相手の反応を見て楽しんでいることが多いと思われます。
そのような場合は、嫌がらせをされたときに軽く受け流したり、無反応になって気にしないフリをしてみましょう。
そうすることで、嫌がらせをしてくる相手に「この人に嫌がらせをしてもつまらない」と思わせるのです。
気にしないフリをすることで、嫌がらせの頻度を減らすことができるでしょう。
この対処法は、好意があって嫌がらせをしてくる人や反応を見て楽しんでいる人に対して、とても効果的です。
専用の窓口に相談してみる
5つ目の対処法は『専用の窓口に相談してみる』です。
嫌がらせをされている人のなかには、会社内で相談できる人がおらず困っている人が多いと思います。
会社内に相談できる上司や同僚がいない場合は、専用の窓口に相談してみてはいかがでしょうか。
たとえば、下記のような専用の窓口です。
- 労働局
- 法律事務所
- 市町村の相談窓口
労働局の場合は、従業員と企業の間でトラブルが発生したときに、間に入ってくれることもあります。
労働局が間に入ってくれれば、職場環境の改善につながる可能性もあるでしょう。
また、労働局は相談を無料で受け付けてくれて、予約も不要です。
会社内に相談できる人がいない場合は、気軽に相談してみるのはいかがでしょうか。
法律事務所の場合は、料金がかかってしまう可能性がありますが、相談してみるのも方法のひとつといえます。
そして、市町村の相談窓口でも相談が可能です。
料金は無料の場合が多いですが、相談日が市町村によって異なるため、事前に確認が必要となります。
どの相談窓口でも共通していえることですが、相談するためにしっかりとした証拠や情報を集めておくのが大切です。
嫌がらせをする人の心理と対処法のまとめ
嫌がらせをしてくる人の心理は以下の通りです。
- 自分を強く見せたい
- 嫌がらせをして楽しんでいる
- 嫉妬をしている
- ストレスを発散しようとしている
- 実は好意がある
- 過去の出来事を許せないでいる
- 寂しくてかまってほしい
自分がより優位に立ちたいために、あなたに嫌がらせをしているかもしれません。
距離をとったり誰かに相談したり、1人で悩まないようにしてください。
相談できる相手がいないときは、オンラインカウンセリングを受けてみましょう。
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