自己肯定感が低い人に対してめんどくさい、と思ったことはありませんか?
仕事仲間や友人に自己肯定感が低く、めんどくさい人がいるのではないでしょうか。
言動に気をつかうので疲れてしまいますよね。
また、あなた自身の自己肯定感が低く、悩みを抱えている場合もあるかもしれない。
自己肯定感が低い人にオススメなことは、誰かに話を聞いてもらうことです。
自己肯定感が低いとネガティブな感情が、話を聞くめんどくさい理由になります。
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自己肯定感が低い人はめんどくさい?
自己肯定感の低い人は、他人からの評価に過度に依存し、物事をマイナスイメージに捉えてしまいます。
なぜなら自分の価値や能力を評価することができず、他人への承認欲求が強いからです。
たとえば、他人から悪口を言われたとき、自己肯定感の低い人は、真に受けてひどく落ち込むことが多いです。
しかし、自己肯定感の高い人からすれば「他人から何と言われようが気にしない」と思うことでしょう。
そのせいで「気を使わなければならない」。
疲れるし、めんどくさいと思ってしまうのです。
また、めんどくさい理由の一つとして「褒められても疑う」という点です。
これ、厄介ですよね!
認められることに慣れていないので、このような感情になるのです。
自己肯定感の低い人は、周囲とのコミュニケーションが苦手な傾向にあるため、接し方にも注意を払う必要があります。
なので、しっかり性格や特徴を理解し、接し方に注意しましょう。
自己肯定感が低い人(めんどくさい人)の特徴
大人になっていくにつれて、自己肯定感は低くなると言われています。
原因は、学校、家庭内、職場での人間関係が理由。
しかし、慢性的に自己肯定感の低い人っていますよね。
「なぜか話をしてもつまらない!」
あなたの身近にもいるのではないでしょうか。
その原因は下記の通りです。
・生まれたときの家庭環境
・過去の挫折体験
・トラウマや精神的な問題
・他人との比較
・批判的な環境にいる
特に過去に失敗した経験は、いくつになってもおぼえているものです。
たとえば、「プレゼン時に『頭が真っ白』になって何もしゃべれなかった」なんてことを経験した場合、それがトラウマとなり、次のプレゼンがくるまで過度な「憂鬱」になります。
誰でも同じ経験があると思いますが、自己肯定感の低い人は、他のことが手につかなくなり、仕事に支障を及ぼすことがあります。
他人に対しても、不愉快な思いをさせてしまいます。
このように自己肯定感が低くなる原因はいくつか考えられます。
何歳になっても自己肯定感を高めることは可能なのに、自ら努力を怠る。
今やセミナーや書籍、ネット記事などでも改善方法があるのに、見つけようともしません。
きっかけ次第で、変われるチャンスがあるのに!
しかし、多くの人は「自己肯定感の低い無限ループ」の中から逃げ出せないでいるのです。
では、自己肯定感の低い人は、どんな特徴があるのか、4つのタイプについて解説します。
- 周囲の人に依存しやすい
- すぐに他人と自分を比較しやすい
- ものごとをネガティブに捉えやすい
- 困難な状況から逃げ出しやすい
順番に解説します。
周囲の人に依存しやすい
自己主張が強い欧米に比べると、日本人は控えめな性格で周囲との協調性を大切にしますよね。
集団行動は得意ですが、個人プレーが苦手なんです。
理由は、集団に溶け込むことで、いろんな障害を分散ができるため、個人攻撃をされないように防御線を持つのです。
国民性として自己肯定感が低くなる環境とも言えます。
自己肯定感が低い人は、自分自身の判断や行動を決める能力が低く、他人の承認や指示に頼りやすい人です。
慢性的な「依存体質」ですね。
たとえば、仕事でも、遊びでも何か決めごとをする場合、自分の意見は常に後回にする。
なにが食べたい?と聞いても常に「なんでもいい」と言うことが多く、ハッキリと意思表示ができないのです。
優先順位が「周囲の人」であり、意思決定は他人任せの傾向があります。
また、職場であれば自分自身の評価ができないので、上司に依存してしまい、自分で考えることができず、上司に合わせた行動を取ってしまう傾向があります。
また、自分で決断することができず、指示されたことを忠実に実行することで満足感を得ています。
なので自分のために頑張るのではなく、周囲の人から評価して欲しい理由で、頑張ることになってしまいます。
結論として言えることは、周囲の人に依存しやすい人は、自己肯定感が低く、自分で自分を支えることができない傾向があるため、自立することが難しいと言えるでしょう。
すぐに他人と自分を比較しやすい
他人と比較することは、誰でもありますよね。
他人と比較することは、時には自分自身を高めるモチベーションとして機能することがありますが、無意味な比較をすることは、自らを不幸にする原因となることがあります。
自己肯定感の低い人は、自分を過小評価しやすく、精神的な苦痛や不安を引き起こすことが多いです。
これは他人と比較し、「自分がどの程度優れているか、劣っているか」が気になるのです。
こんな口癖を聞いたこと、ありませんか?
具体的な心の声は下記の3つです。
・周りに比べて私は。。。
・あいつと比べてわたしは。。。
・あの人に比べてわたしは。。。
「劣っているからだめなんだー」が常に心の中に存在するのです。
自己肯定感の低い人は、事実を認めて、次はがんばろう!とは思わないですよね。
比較しても意味がない場合があります。
なぜなら人生経験、能力、背景などがそれぞれ異なる場合があるからです。
これはどうにもなりませんよね。
自分自身がどのような人間であるかについて、不安定な自己イメージを持っているのも特徴です。
ものごとをネガティブに捉えやすい
ネガティブ思考の人は、日常的に否定的な考え方をする傾向です。
ネガティブ思考の人の発言で多いのは「だめだ、できない、つらい」といった否定的な言葉が口癖。
具体的に、ものごとをネガティブに捉えやすい人は、否定的な情報ばかりに注目し、肯定的な情報はまったく無視です。
要するに、ネガティブ思考に入ったらしばらく抜け出すのは至難のわざ。
また、自分自身に対しても、自己批判的であったり、自分の失敗や欠点にばかり目が行きがちな傾向があります。
心理的ストレスや不安感を引き起こし、うつ病や不安障害の発症リスクを高めることがあります。
そのため、ものごとをネガティブに捉えやすい人は、自分自身の認知パターンに注意を払い、ポジティブな情報や自分自身の長所にも目を向けることが大切です。
ネガティブな思考に陥る理由としては、以下のようなものです。
・過去のトラウマや経験失敗に対する恐怖感
・小さな問題でも過剰に反応する
特に過去に失敗した経験は怖いものですよね。
普通は失敗を人生の糧としますが、ネガティブな考えは「トラウマ」になっているのです。
もったいないことに、挑戦することに疲れているんですね。
困難な状況から逃げ出しやすい
常に責任を回避する行動をとる!これが自己肯定感が低い人のパターンです。
または、楽な道を選び、あえて問題が起こらないようにする。
常に自分を傷付けたくない、楽な方へ意識が向く行動が最優先なんです。
一度逃げ出す行動をとると、「逃げた方が楽」という感覚が心に染みつき、逃げ癖が慢性化します。
人生のあらゆる場面で困難に直面するときってありますよね。
逃げ出すことによって、問題が解決されることは少なく、むしろ問題が悪化することがあり、悪循環になります。
しかし、逃げ出す行為も理解はできます。
理由は信頼できる相談者が周囲に少ないことです。
自己肯定感の低い人は、前向きに問題解決するのが苦手なのです。
自己肯定感が低くてめんどくさい人への対策方法
ここからは自己肯定感が低い人への対処方法を解説します。
その前に、やってはいけない接し方についても知っておく必要があります。
ちょっとした発言や行動で、相手を傷つけることになります。
特に以下の点に注意してください。
・批判的な言葉を使う
・嘲笑する
・誇張した期待を持つ
・無視する
・まったく評価しない
・周囲と比較する
・自分の価値観を押し付ける
これは、他の人でも当てはまることですが、普通に接していると気付かないうちに行動にでてきてしまいます。
また、対策する方も、ある程度理解を示す必要があります。
最も有効なのが「瞬発的対策」です。
それは、否定的な言葉を「肯定的」な言葉に置き換えること。
一定の効果があるので、是非自分でも試すと良いでしょう。
言葉の置き換えで、自己肯定感を上げる具体例を紹介します。
- どうしたらいい ⇒ なんとかなる!
- つかれた ⇒ よく頑張った!
- 運が悪い ⇒ 運がいい!
- 許せない ⇒ 許します!
- 重大だ ⇒ 大したことじゃない!
- もうだめだ ⇒ まだやれることがある!
この言葉、あなたもよく言ってませんか?
「運が悪い」と思うことは、日常でよくあることです。
たとえば、電車に乗ろうとして階段を駆け上がったら発車してしまって、「うわー!運がわるーい」と、誰でも思うことですが「ラッキー! 次の電車で先頭に乗れるからOK」と発想を変えるのです。
これ、すごく効果あります!
また、ひどく疲れていると「つかれた〜」と言わず、「よく頑張ったー」と言い換えて下さい。
めんどくさい人と接する場合や、アドバイスするときに有効です。
では、自己肯定感の低い人の基本的な対策を紹介します。
・相手の話をよく聞く
・相手の感情を否定しない
・相手の意見を尊重する
順番に解説します。
相手の話をよく聞く
自己肯定感が低い人に対して、話を真剣に聞くことは、対策としてとても効果的です。
しかし、耳で聞くだけではありません。
ただ聞き流すのではなく、しっかり目をみて「体で表現」することです。
相手はこちらの表情をみてます。
以下のような例を参考にしてください。
目線を合わせる=相手の目を見て話を聞くことで、話している内容に集中し、興味を示していると伝わります。
笑顔で話を聞く=笑顔で相手と話をする人を、不愉快に思う人はいません。
しかし、不自然な笑顔は逆効果となりますので注意が必要です。
うなずき・あいづち=相手の話に賛同や理解を示すために、目立つようにうなずくことが大切です。
ただし、過度にうなずきすぎると相手を怒らせる可能性があるため、バランスを保つように心がけましょう。
聞き手に徹する=相手の話に耳を傾け、途中から自分の話をはさまないように注意が必要です。
相手の話を中断すると、話しにくくなり、信頼関係が損なわれる可能性があります。
ボディランゲージを意識する=相手の話に合わせて、自分のボディランゲージを調整することが大切です。
たとえば、相手が話し終わった後に頷きながら返答することで、話しやすい環境を作ることができます。
以上のように、人の話を聞く際には、目を合わせる、笑顔で話を聞く、うなずく、聞き手に徹する、ボディランゲージを意識するなどのしぐさが大切です。
しかし、相手の口数が極端に少ないとき、困りますよね!
その場合は、かんたんな質問をしてあげると会話に困ることがありません。
相手の感情を否定しない
相手が自分自身の感情を尊重してくれると感じることができます。
このようなコミュニケーションは、相手との信頼関係を築くのに役立ち、対話や意見の交換がスムーズに行われますね。
例えば、相手が悲しんでいるときに、「大丈夫だよ、泣かなくてもいいじゃない」と言うよりも、「悲しいと思う気持ちがよく分かるよ」と共感を示す方が、相手の気持ちを否定せず、気持ちを受け止めていると感じるでしょう。
そう!共感することが大切です。
逆に、相手の感情を否定すると、相手は攻撃されたと感じたり、自分自身を守るために防御的になったりすることがあります。
これは、対話がスムーズに進まなくなる原因になりますので注意が必要です。
相手の感情を否定せず、共感や理解を示すことで、相手は自分の感情を自由に表現し、対話がより良い方向に進むことが期待できます。
相手の意見を尊重する
相手を尊重するには「あなたの出した答えが一番正しいと伝える」がいちばん効果的な伝え方です。
他人の意見を尊重することは、生きていく上で欠かせないことですよね。
たとえ精神的疾患を持っている人でも同じです。
政治や宗教など、どんな話題でも、誰もが自分の意見を持つ権利を持っていることを認識することが大切です。
自分とは異なる見解を持っている人がいても、それを受け入れるオープンマインドを保つことは必ずしも簡単ではありませんが、大切なスキルの一つです。
ある問題について議論したり、討論したりするときには、誰もが自分の意見を持つ権利があり、敬意をもって接するべきであるということを忘れてはなりません。
たとえ相手の意見に反対であっても、相手を尊重し、攻撃されていると感じさせないような方法でコミュニケーションをとることが大切です。
相手の意見を尊重するためには、聴くこと、理解すること、質問すること、意見を求めること、調整することが必要です。
これらの行動を取ることで、相手とのコミュニケーションがよりスムーズになり、相手との信頼関係を築くことができるのです。
自己肯定感の低い人がめんどくさい理由のまとめ
自己肯定感が低い人がめんどくさい理由は以下の通りです。
・周囲の人に依存しやすい
・すぐに他人と自分を比較しやすい
・ものごとをネガティブに捉えやすい
・困難な状況から逃げ出しやすい
依存関係になりやすかったり、ネガティブな言動に振り回されたり、自分勝手に見えることがめんどくさいと感じるのでしょう。
自己肯定感が低い人は1人で抱え込まずに、誰かに相談することが大切です。
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