離婚してくれない相手に疲れた!嫌がらせを受けずに別れる方法は?

「何度話し合っても、離婚してくれない相手に疲れた」

離婚したい理由は人それぞれです。

家事を手伝わない、生活費を払わない、性格が合わないというのはよくある理由です。

しかし、離婚したいと伝えても相手が納得してくれないこともあります。

離婚の話をするたびに喧嘩になってしまい、疲れたという方も多いのではないでしょうか。

今回は、離婚を拒否する心理と離婚してくれない相手に疲れたときの対処法について紹介します。

また、プロからアドバイスをもらえる相談先も紹介。

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離婚してくれない夫や妻の心理

離婚したいと思っているのに、相手が離婚にしてくれないという状況は、とてもつらいものです。

なぜ夫や妻は離婚を拒むのでしょうか。

この章では、離婚してくれない夫や妻の心理を5つ紹介します

  • 離婚する理由がわからない
  • まだ愛情がある
  • 世間体を気にしている
  • 経済的な不安がある
  • 子どもの将来や親権に不安がある

離婚したいという考えに至るのは、相手の態度や言動に不満を持ったときです。

例えば、相手の帰りがいつも遅い、掃除や料理をしないなどが離婚原因となる場合があります。

しかし、相手にとってはそれが離婚するほどのことだと思っていないことが多くあるようです。

また自分の非を認めていても、まだ愛情があり別れたくないという気持ちが強いのかもしれません。

自分の社会的地位やイメージを守りたいと思っている人も多く、離婚することで自分のイメージが損なわれることを恐れている場合も。

なぜ離婚してくれないのか、詳しく見ていきましょう。

離婚する理由がわからない

離婚する理由をわかっていない人は、離婚を切り出したとき「なんで離婚したいの?」「そんな理由で離婚するの?」と言って納得しないことがあります。

例えば、自分は家庭や子どもを大切にしたいと思っているのに、相手は仕事や趣味に夢中になっていたら不満を抱きますよね。

しかし、相手は自分の仕事や趣味が人生の目的や喜びと考えているかもしれません。

そうすると、自分が離婚したいと言っても、相手は自分の行動に問題があるとは思わないため、離婚する必要性を感じないでしょう。

このように、自分と相手の価値観が大きく異なる場合は、離婚する理由がわからないという心理になりやすいです。

自分と相手の価値観や考え方は違うもの。

しかし離婚する理由がわからないという心理を持つ人は、自分と相手の間に大きな価値観のズレがあることに気づいていないことが多くあります。

自分の考え方が正しいと思い込み相手を尊重しなかったり、相手の気持ちや立場に寄り添うことができなかったりする人も。

そのため、具体的にどのようなことが嫌なのか話をしても、理解してくれないことが多く、なかなか離婚を認めてくれません。

まだ愛情がある

相手が離婚に応じないのは、まだ愛情があるからかもしれません。

愛情がある場合、離婚の原因が自分にあるとわかっている場合でも離婚に応じようとしません。

関係を修復したいと考えており、諦めたくないと感じているためなかなか折れないでしょう。

「反省しているから」「やり直そう」と問題を解決するために努力する姿勢を見せる場合も多くあります。

そんな相手の姿勢に、強く言えず離婚が進まないことも。

しかし反省しているからと言いつつ、何度も同じ言動を繰り返すようなら、本当の愛情ではないのかもしれません。

依存心があり執着している場合や、離婚すると自分の都合が悪いからという自己中心的な考えを隠し持っている可能性もあります。

どちらの場合も、相手に離婚する理由をわかってもらうためには、自分の気持ちや考えをしっかりと伝えることが大切です。

世間体を気にしている

世間体を気にして離婚を拒否する人は、男女ともに多くいます。

世間体を気にする人は自分の社会的評価や周囲の視線が気になるため、離婚を選択することができません。

とくに職場での立場、家族や友人からの評価を気にしており、離婚することで自分の評価が落ちることを恐れています。

世間体を気にする人は気を遣いすぎる、引っ込み思案で自信がないなどの性格特性を持つことがあり、他人にどう見られるかということばかり気にします。

几帳面で完璧であることにこだわりがある人も世間体を気にする傾向があります。

離婚により完璧な生活が壊れると感じるため、なかなか応じようとしません。

経済的な不安がある

共働き夫婦の場合、離婚することで収入が半分になります。

離婚することで生活の基盤が揺らぐため、不安という心理から離婚に応じない場合があります。

また子どもがいる場合は、離婚後に養育費や教育費などがかかります。

経済的不安から離婚を拒否する人は、自分一人では生活できないと感じているかもしれません。

とくに女性は、子育てをしながら働きにでることに不安を抱えることが多くあります。

そのため離婚後、生活をしていけるか不安と感じている方は離婚を拒否することがあるようです。

子どもの将来や親権に不安がある

子どもがいる家庭では、親権をめぐる問題があります。

親権を持つことができると、離婚前と変わらず子どもと一緒に生活することができますが、親権を持たない場合は子どもと会う時間が限られます。

親権を決定するときに優先されるのは「子どもの幸せ」です。

不倫やDVで離婚を求められている場合、親権を持てない可能性があります。

また、経済力がない場合も親権が取れない理由となるため、子どもと引き離されるのではと不安になり離婚に応じないことも。

片親が子どもの心にどのように影響するのか、子どもとの今後の関係も不安で離婚できないという人も多いようです。

離婚してくれないときの対処法

離婚を拒否する相手に対処するためには、積極的に行動することと自分の心を守ることが大切です。

具体的には、以下の4つの対処法がおすすめです。

  • 離婚の原因となる証拠を集める
  • 離婚の条件を変える
  • 実家に逃げるなど別居を考える
  • 夫婦の話し合いに第三者を交える

離婚の原因となる具体的な証拠があると、相手に離婚を受け入れさせやすくなります。

相手との話し合いで心が疲れてしまう場合は、一度実家に逃げることや別居を検討し少しずつ離婚を進める方法もあります。

詳しく見ていきましょう。

離婚の原因となる証拠を集める

なかなか離婚してくれない場合は、離婚調停や裁判に持ち込む方法があります。

そのためには、離婚の原因となる証拠を集めておくことが大切です。

証拠を集めることで、スムーズかつ有利に離婚を進めることができますよ。

慰謝料や財産分与などの条件は、証拠に基づいて決まる場合があります。

証拠集めは、離婚の条件を決める際にも役立ちます。

不倫やDVが原因で離婚する場合、裁判所で証拠を提示することで、離婚の条件を有利に主張できます。

証拠として利用できるものは、以下のようなものです。

  • 写真や動画
  • 音声
  • レシートや領収書
  • スマホのLINEやメール
  • 日記やメモ

これらの証拠を集め裁判を行えば、なかなか離婚してくれない場合でも離婚の権利を主張することができます。

裁判所は、離婚の原因となった相手の不貞や暴力などの行為を重く見て、離婚を認める可能性が高くなります。

離婚に関する法律は、複雑で難しい場合が多いので、専門家の助けを借りることも大切です。

弁護士などの専門家は、証拠の集め方や提出方法などについてアドバイスをくれたり、裁判や調停の代理人として活動してくれたりすることがありますよ。

離婚の条件を変える

相手が離婚を拒否する場合、離婚の条件を変えることで受け入れてくれる場合があります。

離婚の条件を変えるとは、相手にとって受け入れやすいよう財産分与や親権などの離婚に関する約束事を見直すことです。

離婚によって失うものが多いと感じる場合、なかなか離婚に応じてもらえません。

例えば、離婚により子どもと会えなくなることや、生活水準が下がることを恐れている場合、離婚に反対する可能性が高いです。

そのため、相手が離婚を受け入れやすいように条件を変えてみましょう。

離婚の条件を変える例としては、以下のようなものがあります。

  • 子どもの親権や面会について相手の希望を満たせるようにする
  • 財産分与や慰謝料の額を変える
  • 離婚後の関係や約束について相手の希望を尊重する

話し合いの場を設けて相手の意見を聞き、相手にとって受け入れやすい条件を提示することで、離婚に応じてもらえる可能性が高まります。

離婚したいのに相手が拒否する場合は、話し合いを重ねて離婚の条件を変えてみましょう。

実家に逃げるなど別居を考える

話し合いを重ねても、相手がなかなか離婚に応じない場合は一度実家に逃げるなど別居を考えましょう。

離婚は時間がかかることが多くあります。

そのため自分の身や心を守ることも大切です。

実家に逃げることで、親や親族の協力を得て安全な環境で暮らすことができます。

相手からの嫌がらせやストレスを避けることができ、子どもの安全も確保できます。

しかし別居をするだけでは、離婚を進めることはできません。

離れて暮らしながら、調停や裁判の準備をしたり弁護士に相談したりして離婚を進めましょう。

夫婦の話し合いに第三者を交える

相手との話し合いが進まない場合は、第三者を交えて話をしましょう。

話し合いの途中で、相手が自分を責めたりまともに取り合ってくれなかったりして離婚を受け入れてくれない場合があります。

その場合、第三者が加わることで感情的にならず話し合いが進む可能性があります。

信頼できる親や親族、友人などに協力してもらい、夫婦の話し合いに参加してもらいましょう。

また、専門家を交える方法もあります。

弁護士やカウンセラーを交えて話し合いをする場合は、客観的な視点から法的また心理的なアドバイスをしてもらえる可能性があります。

相手にうまく自分の感情や意見を伝えられないときも、第三者に協力してもらうことが有効です。

信頼できる相手を探し、話し合いを進めましょう。

無料相談でアドバイスをもらう方法も

相手が離婚に応じず、話し合いも進まない場合は無料相談でアドバイスをもらう方法があります。

以下は、離婚や夫婦問題に関する無料相談を受け付けている窓口です。

  • 法テラス
  • エキサイトお悩み相談室

弁護士やカウンセラーに相談することで、客観的なアドバイスをもらえることがあります。

自分ではどうにもできない、疲れたと感じたら、まずは無料で相談をしてみましょう。

プロから回答をもらうことで、前に進むことができるかもしれません。

弁護士に相談できる法テラス

法テラスでは、弁護士に無料相談をすることができます。

法律に詳しくない方や、経済的理由で弁護士に相談できない方におすすめです。

離婚は、慰謝料や財産分与、親権や教育費などさまざまな問題に対処しなければいけません。

通常であれば弁護士に相談するとなると費用がかかりますが、法テラスでは一つの問題につき三回まで無料で相談ができます。

また離婚問題で調停や裁判を行いたい場合は、弁護士費用の立替も行っています。

相談方法は対面や電話、またメールから選べます。

対面の場合、電話での予約が必要です。

離婚したいという意思はあるが何から始めたらいいかわからない方は、まずは電話窓口からアドバイスをもらう方法がおすすめです。

電話窓口では、オペレーターが離婚に関する法制度などを案内してくれます。

その後、相談窓口を紹介してくれるので予約を取りましょう。

法テラスでは離婚に詳しい弁護士が、どのように話し合いを進めるべきかアドバイスをくれます。

調停や裁判も視野に入れて離婚を考えている方は、相談を検討してみてくださいね。

プロのカウンセラーに相談できるエキサイトお悩み相談室

エキサイトお悩み相談室では、プロのカウンセラーに離婚に関する相談を行うことができます。

オンラインカウンセリングとなっており、電話やメールで相談できます。

エキサイトお悩み相談室をおすすめする理由は、運営16年の豊富な実績と経験です。

カウンセラーの質が高いだけでなく、170名もの経験豊富なカウンセラーが在籍しています。

自分に合ったカウンセラーを選んで相談できるため、安心してアドバイスを受けることができますよ。

また365日24時間体制で相談を受け付けているため、いつでも利用可能です。

エキサイトお悩み相談室では、離婚などの夫婦問題だけでなくメンタル面もサポートしてもらえます。

さまざまな相談を受け付けているため、離婚についてのアドバイスをもらいながら心の不調も改善できるかもしれません。

まずは無料相談で、離婚してくれない相手に疲れたことを打ち明けてみましょう。

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精神的に限界を感じたらプロに相談する

離婚してくれない相手に精神的限界を感じたら、早めにプロへ相談を行いましょう。

相手が離婚に合意している場合は短期間で離婚することができますが、相手が応じない場合は離婚が長引きます。

自分の心と身の安全を確保するためにも、限界を感じたら以下の専門家や専門機関に相談を行いましょう。

  • モラハラを受けているなら専門機関に相談
  • 度を越した嫌がらせは警察に相談
  • すぐにでも離婚をしたいなら弁護士に相談

詳しく見ていきましょう。

モラハラを受けているなら専門機関に相談

モラハラなどの精神的暴力を受けている場合は、専門機関に相談を行いましょう。

専門機関は以下のような場所があります。

  • 女性センター
  • 婦人相談所
  • 法テラス

相談を受け付けているだけでなく、一時保護を行ってくれる機関もあります。

また、自身の心の状態が良くない場合は精神科でカウンセリングを受けるなど、心のサポートが必要です。

病院に行く勇気や時間がない場合は、オンラインカウンセリングを頼る方法があります。

オンラインカウンセリングでは、電話やメールからプロのカウンセラーが心のサポートを行います。

エキサイトお悩み相談室など、24時間365日受け付けているオンラインカウンセリングサービスもありますので、心の問題を解消したい場合は利用を検討してみましょう。

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度を越した嫌がらせは警察に相談

度を越した嫌がらせや暴力は、警察に相談しましょう。

暴力などで警察に相談すると、保護や援助を受けることができます。

また、以下のような専門機関を頼ることもできます。

  • DV相談ナビ
  • 配偶者暴力相談センター

専門機関でも一時保護やその他支援を行っており、身の安全を確保できます。

保護期間は相談員が今後の生活についてアドバイスをくれる場合があり、離婚を進めることもできるでしょう。

カウンセリングなどの心のサポートも行っているため、度を越していると感じたら相談してみましょう。

すぐにでも離婚をしたいなら弁護士に相談

弁護士に相談することで、離婚をスムーズに進めることができる可能性があります。

弁護士は離婚の専門家です。

法律や離婚に関する手続きに詳しく、状況に応じて最適な方法を提案してくれます。

また、離婚を円滑に進めるための証拠集めや交渉などを代理として任せることができます。

離婚に応じない相手との交渉は疲れますが、弁護士に依頼することで直接やり取りをすることもなくなります。

ただし、弁護士に依頼すると費用がかかります。

法テラスなどの無料法律相談では、無料でアドバイスを受けるたけでなく弁護士費用の立替も行っています。

すぐにでも離婚をしたい方は、弁護士への相談を検討してみましょう。

離婚してくれない夫や妻に疲れたのまとめ

今回は、離婚してくれない相手の心理とそんな相手に疲れたときの対処法についてお伝えしました。

離婚に応じない理由は、理解不足やプライドが主な原因です。

話し合いで解決できない場合や精神的に限界を感じたら、プロを頼りましょう。

無料の相談先も多数あるので、気軽にアドバイスを受けることができますよ。

相談先に行く時間がなかなか取れないという方は、オンラインカウンセリングがおすすめです。

とくにおすすめのサービスは、質の高いカウンセラーと豊富な実績のあるエキサイトお悩み相談室です。

24時間365日受付可能なため、いつでもどこでもプロを頼れます。

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