人生で仕事にとられている時間は膨大な量です。
その時間を馬鹿馬鹿しいと感じているのならば、それはとてももったいないことです。
仕事にやりがいを感じ、スキルアップもできて、充足感を得られる仕事だったら、とても充実した毎日を送れるはずです。
なぜ「仕事が馬鹿馬鹿しい」と感じてしまうのでしょうか。
この記事ではその理由と、その状態から脱するいくつかの方法をお伝えしていきます。
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仕事が馬鹿馬鹿しいと感じてしまう10の理由
仕事が馬鹿馬鹿しい、と感じる理由はさまざまあります。
会社自体の問題、仕事内容の問題、人間関係の問題などです。
深刻な理由だったり、くだらない理由だったりもするでしょう。
しかし、毎日の仕事を馬鹿馬鹿しいと思ってしまうのは、とても無駄な時間を過ごすことになります。
早くそのような状態から脱した方が、体のためにも心のためにもいいでしょう。
どんな理由で「仕事が馬鹿馬鹿しい」と感じてしまうのでしょうか。
10ほど理由を挙げてみます。
同じ仕事の繰り返し
毎日毎日ルーティンワークの繰り返しで、スキルアップもできないし、特別評価されることもない。
ベルトコンベアで流れてくるものをひたすら処理するような感じでしょうか。
そういった仕事が悪いわけではありません。
工場のように、同じ仕事を淡々とやり続けることが大事な仕事もあります。
ただそれは、パートさんやアルバイトさんでもできることだったりします。
ロボットがやったりしているような仕事かもしれません。
デスクワークでも毎日同じ書類を作成するだけの仕事など、毎日毎日同じ仕事というのはあります。
同じ仕事の繰り返しは、だんだんとやる気をなくしていきますよね。
はじめのうちはいいですが、自分が認められていないからこの仕事をさせられているのだろうかと考えたりします。
社員として働いていて、毎日ずっと同じ仕事。
刺激も学びもなかったら、「馬鹿馬鹿しい」と感じてしまうのは仕方ありません。
でも、同じ仕事の繰り返しでいいや、と思う人も中にはいます。
向上心のない人や、出世欲などがない人は、何も考えずに仕事ができて、それでいいのでしょう。
しかし、そうではないのだとしたら、きっとあなたは向上心のある人なのです。
現状を打破したいと思っているのです。
その気持ちは大事にしましょう。
誰がやっても同じ
今やっている仕事が、誰がやっても同じ、替えがきく、自分である必要がない。
そんな仕事は「馬鹿馬鹿しい」と感じてしまうでしょう。
- 自分でないとできない
- 自分がやったほうがより成果が出る
そういう仕事であればやりがいもありますし、より頑張ろうという気にもなります。
もちろん、会社というものは、あなた一人がいなくなっただけで回らなくなるようだったら、それはそれで困ります。
でも、あなたがいてくれたら、より効率的だとか、成果が出るとか、その仕事があなたの得意分野で、ほかの人とはちょっと違うとか、そういうことがあれば、モチベーションが上がり、やる気にもなりますよね。
誰がやっても同じ結果が出る仕事ならば、新入社員とか、中途で入った新人さんとか、そういう人に任せて、仕事に慣れてもらったらいいのに、と思ってしまうことでしょう。
誰がやっても同じ結果が出る仕事にいつまでも就かされているのは、自分の評価が低いからだろうか?
いろんなことを考えてしまいます。
会社自体が仕事の内容をきちんと把握していなくて、ちゃんとした人員配置をしていない可能性もあります。
誰がやっても同じ結果が出る仕事は「馬鹿馬鹿しい」と感じてしまっても仕方がないですよね。
成果が評価されない
どんなに成果を出しても評価されないと報われませんよね。
しかし会社自体に評価制度そのものがない場合があります。
その場合はどうしようもないです。
今は成果報酬制の会社も多くあります。
成果を出せば認められ、給料にも反映されます。
しかし、昔ながらの年功序列の会社もいまだ多く存在しています。
成果を出そうが出すまいが、年齢と勤続年数で給料が決まるのです。
たとえあなたより仕事ができない先輩がいても、先輩の方が勤続年数が長いので給料も高いのです。
変化を怖がらない会社であれば、どんどん仕組みを変えて成果報酬型にしていき、優秀な人材を獲得するようになるでしょう。
しかし、現状維持を好む体質の会社であれば、成果などは評価されず、昭和の時代から続く、年功序列を変えようとはしません。
成果を出しているのに評価されなかったら、それまでの努力は何だったのかと馬鹿馬鹿しく思いますね。
やる気もそがれてしまいますから、つまらない会社人生を歩むことになってしまいます。
「仕事が馬鹿馬鹿しい」と思いながら仕事をしていては、あなた自身も成長できません。
人間は誰だって褒められたら嬉しいものです。
仕事で成果を出したら、認めてほしいと思って当然ですね。
上司、役員、経営者がひどい
パワハラ、セクハラ、モラハラなど、最近はハラスメントに厳しいですが、そういう上司のもとで仕事をしていたら、やる気がなくなりますね。
また会社としても、そういうことを見て見ぬふりをしていることもあります。
そういう上司に気に入られるために、こびへつらい、ご機嫌を取っている方が、評価が高くて、仕事を正当に評価してもらえない。
役員や経営者も会社のことより、自分のことばかりで、会社の経営が危うくなるのではないかと思うことすらあるような会社もあります。
そんな会社で仕事していたら「馬鹿馬鹿しい」と思ってしまいますね。
会社の発展を目標として、いろいろ考えている経営者や役員ばかりとは限りません。
自分たちが定年で辞めるまで、なんとか現状維持でき、退職金をもらって引退できればいいと思っている上層部は結構います。
今、日本の経済は低迷しています。
「失われた30年」とか言われ、GDPの順位が世界でどんどん下がっていますし、給料は30年間変わっていないと言われています。
この「失われた」はまだ続いていますので、現在「失われた40年」に向かっているとも言われています。
経営者が、うっかり生半可な気持ちで経営方針を変えたりしたら、立ち行かなくなってしまうかもしれません。
ですから、経営者や役員は怖気づいて、なんとか現状維持ができればいいと思っている人が多いのです。
でも現状維持では発展はありません。
そんな会社でずっと働いていたら、向上心のある社員は「馬鹿馬鹿しい」という気持ちになるでしょう。
そんな会社の未来は明るいのでしょうか?
目標が見えない
勤めている会社、自分が所属している部署の目標が見えないと、何をどう頑張ればいいのかわかりません。
ただ出勤して、決められた仕事を決められた通りにやればいいだけ。
社長も目標らしい目標を持っているようには見えないし、部署としても今月の目標とか今期の目標とかそういったものがない。
年始に年頭のあいさつが、社長からあるものですが、それすらも「今まで通りに」みたいなものだったりしたら、いまいち目標が見えませんね。
何か目標があったほうが、みんながそれに向かって進み、一体感も出て、達成した時の充実感がありますよね。
自分なりにその仕事に目標を持って頑張ったとしても、会社として何も持っていないのであれば、空回りになってしまいます。
目標が何もない会社にいると「仕事が馬鹿馬鹿しい」と思ってしまうでしょう。
目標もなく漫然と仕事をしているのは非常に時間がもったいないです。
人生のうち、仕事をしている時間は相当の時間を占めます。
その時間を「馬鹿馬鹿しい」と思っていると考えたら、人生が無駄に思えてきます。
そんなもったいないことで人生の多くの時間を使ってしまっていいのでしょうか。
残業時間が長い
残業時間が長い
それも無駄に長い
残業している人が仕事のできる人みたいに思われている。
ただ効率化が図れていないだけ。
だけど効率化を図ろうとか誰も考えていない。
効率化を図ろうと提案しても誰も賛成してくれない。
理由は「今までこれでやってきたから変えなくても…」
あなたの働いている会社はそんな会社ではありませんか。
残業すればするだけ残業代がつく会社だとすると、残業手当のためだけに残業している人もいます。
また、どうしても残業しないと仕事が終わらないぐらい仕事があるのに、会社は人員を増やしてくれない。
定時とは何のためにあるのか?
定時で帰って何が悪いのか?
本当にそう思いますよね。
残業時間が多いのは、その部署なり会社なりが、身の丈に合ってない仕事量をしているからで、それでも仕事を増やしたいのなら、人を増やすべきだし、きちんと効率化を図るべきです。
そんな当たり前のこともできない会社での仕事はまさに「馬鹿馬鹿しい」ことです。
ホワイトな会社ほど、残業時間は少ないです。
もちろん自宅に仕事を持ち帰るなんていうこともありません。
休日出勤など論外です。
残業時間が多いと評価が下がる会社もあるぐらいです。
ただでさえ仕事をしている時間が人生の中で長いのに、さらに残業なんて、馬鹿馬鹿しくてやっていられません。
手段だけが仕事になっていて目的が見えない
本来は目的に向かってするための手段だったのに、今では手段が先になってしまい、目的は見失っている。
そんなこともあります。
手段だけを教えられたので、「それはなんのためにやるのですか」と、尋ねても答えられない先輩社員。
まあそれでもよしとしているのだろうなと、がっかりしますね。
時代が変われば、手段も変わってきたり、違う手段をみつけたりすることもあるでしょうが、肝心の目的を忘れてしまっていたら、手段を変えるはずがありません。
旧態依然、現状維持。
工場などで、朝、ラジオ体操をするところがあります。
工場内で仕事をするのに、体がほぐれていないと、怪我をしたりすることがあるので、伸ばすところは伸ばし、縮めるところは縮め、体が柔軟に動けるようにするためです。
工場だけじゃなく、デスクワーク中心の会社でもラジオ体操をやっているところもあります。
しかし、正しいラジオ体操ができる人はほとんどいません。
正しくきっちりとラジオ体操をすると汗をかくぐらいの運動量なのですが、だいたいだらだらと、なんとなくやっている人がほとんどなので、どこの筋肉を伸ばすとか、どこの関節を動きやすくしておくとか、そういったことはすっかり忘れ去られています。
これも本来の目的が見えなくなっていて、手段だけが残っているのと同じですね。
人の悪いところばかり見える
社内のいじめや、上司にこびへつらう人がいて、人の悪いところばかり見えてうんざりする。
そんなことはありませんか。
社内いじめは陰湿で意外に他人に気が付かれないことも多いです。
しかし、露骨にいじめている場合も結構あるようです。
先輩が後輩に無理やり仕事を押し付けたり、ほかの人の成果を自分のものにしてしまう人がいたり。
関わりたくないし、見たくもないけれど、同じところにいれば自然に目に入ってしまいますよね。
もういい大人なんだから、いじめとか子どもじゃあるまいし、と思いますが、そういう人はきっと一生変わることはないのでしょうね。
そういうことで自分のいる部署の雰囲気が悪かったりしたら、やる気もなくなりますし、馬鹿馬鹿しくも思います。
そのことを注意などしたら、今度は自分に被害が及ぶかもしれません。
また社内でいじめなどをする人ほど、上司にこびへつらって、上司ウケは良かったりします。
なんだか真面目に仕事をしているのが馬鹿馬鹿しくなります。
将来性を感じない
自分のいる会社に将来性を感じられない。
上記でも述べましたが、
- 昔の体質をいつまでも引きずっている
- 変化を嫌がる
- 現状維持を望む
こんな会社には将来性を感じられませんね。
勤めていても「馬鹿馬鹿しい」と感じるでしょう。
上でも書きましたが、経営者は何とか会社を維持させることに精いっぱいで、自分の代で会社がつぶれるのを非常に恐れているのです。
だから変化を恐れ、現状維持を続けようとします。
しかし、世の中はどんどん変わっていっているので、その変化についていけていません。
時代遅れになってしまっているのです。
何十年も続けてきたやり方を変えず、時代に合わせることもせず、ただとにかく会社がつぶれなければいいという考えなのでしょう。
働いている社員も「ずっとこうやってきたから」という理由で特に何も感じずにいる人が大半なのでしょう。
会社がつぶれてしまっては困りますが、つぶれないまでも、時代の変化についていけていないのは将来性を感じられません。
時代遅れだなあと思ってしまったら「仕事が馬鹿馬鹿しい」と思うのも無理はありません。
ほかにやりたい仕事がある
新入社員で入ったときは、自分の適性などがわからないことはあります。
しかし、何年か働いてみると、自分はこういう仕事の方が向いているのではないか、とか今の会社は合わない、とか感じることもあるでしょう。
「こういう仕事をしたい」
と、はっきりやりたい仕事がある場合、現状の仕事に費やす時間は「馬鹿馬鹿しい」と思うでしょう。
やりたいと思う仕事は希望に満ちて見えるでしょうし、明るい未来が待っているように見えます。
やりがいを持って仕事に臨み、成果を出すこともできるでしょう。
しかし今の仕事を続けている限りは、やりがいや楽しみを見つけることもできず、毎日の仕事が馬鹿馬鹿しく思えます。
やりたい仕事があるなら、早くそちらに舵を切ってしまった方がいいと思います。
無理をして今の仕事を続ける必要はありません。
何度も言いますが、人生で仕事にとられている時間は非常に多いのです。
その時間を「馬鹿馬鹿しい」と思いながら過ごすほど、馬鹿馬鹿しいことはありません。
ほかにやりたい仕事があるなら、その仕事をしましょう。
そのための努力や勉強も決して苦にはならないはずです。
仕事が馬鹿馬鹿しくなってしまった時の対策
仕事が馬鹿馬鹿しくなってしまったら、どうやって対処したらいいでしょうか。
方法はいくつかありますが、自分の考え方を変えるか、仕事を変えるか、どちらかになるでしょう。
どちらもそんなに簡単なことではありません。
でも、「仕事が馬鹿馬鹿しい」という思いから脱したいのであれば、実践するべきです。
人生の長い時間を仕事に使っているのですから、後悔のない仕事人生にしてほしいです。
私たちは仕事のために生きているのではありません。
生きるために仕事をしているのです。
その仕事がやりがいがあって、楽しいと思えるのなら、こんなに素晴らしいことはありません。
仕事が馬鹿馬鹿しくなってしまった時の対策方法をいくつかご紹介します。
お金のため生活のためと割り切る
仕事が馬鹿馬鹿しいと思っても、給料をもらえて、生活に困っていないのなら、「お金のため」「生活のため」と割り切るのもひとつの方法です。
その分、プライベートを充実させるのです。
仕事はプライベートの充実のためにやっている、ぐらいの気持ちでいましょう。
何を言っても、何をやっても変わらない会社は変わらないです。
あきらめて、自分の時間を大事にしましょう。
まあ所詮仕事は仕事で、プライベートが充実していれば、なんとか心の健康も保てるのではないでしょうか。
あなたに目標があるのならそれはまた別の話です。
目標があるのなら、今はそれに向かう準備期間と割り切って、それまでの資金を貯めるための手段と思い、とりあえず今までの仕事を続けましょう。
目標がない人は、目標を見つけるまでの準備期間と考え、お金のため、生活のため、と割り切るのです。
割り切りも結構大事です。
しかし気持ちの切り替えが苦手な人もいるでしょう。
そういう人はほかの方法を考えた方がいいかもしれません。
長期休暇を取ってリフレッシュする
とりあえず、現状から離れ、気持ちの整理や、体の疲労を取るために、長期休暇を取って、リフレッシュしましょう。
その休暇の間に、自分がどうしたいか、未来の展望など、考えるのです。
でも考える前にまずは休むことです。
一旦、仕事のことは忘れましょう。
「馬鹿馬鹿しい」と思うということは、心の健康上あまりよくない状態だと思います。
その状態を一度リセットするために、少し休んだほうがいいです。
心の健康を取り戻せたら、冷静に自分の仕事について考え、将来のこと、やりたいこと、希望などを考えてみましょう。
日々仕事に追われていて、帰ったら寝るだけみたいな生活を送っていると、何のために仕事をしているのか、自分は本当は何がやりたいのかなどを見失いがちです。
そういった未来に向かった気持ちを取り戻すためにはまずはリフレッシュ!
どうせ有給休暇もたまっているでしょう。
有給休暇は社員は取る権利がありますので、取りましょう。
そしてしっかり休み、リフレッシュし、今後のことをよく考え、これからの人生を充実したものにできるよう、行動しましょう。
プライベートを充実させる
上でも書きましたが、仕事は仕事と割り切って、プライベートを充実させましょう。
仕事を変えることや、会社の体質を変えることはそんなに簡単なことではありません。
ですから、仕事はそのままで、プライベートを充実させ、プライベートのために仕事をしていると考えるようにするのです。
もちろん残業とか休日出勤などは論外です。
定時で上がって、自分のしたいことをやるのです。
休日もプライベートを充実させ、楽しく過ごしましょう。
仕事はプライベートの充実のためのお金を稼ぐため、と割り切るのです。
もしかして、仕事仕事で、趣味を持っていなかったりしますか?
趣味を見つけましょう。
やっていて楽しいことを見つけましょう。
人生一度きりです。
楽しいと思うことを見つけて、充実した人生を送りましょう。
もちろん、並行して、新しい仕事を探すことなどもいいことです。
とにかく「仕事が馬鹿馬鹿しい」と思っているという状態からは脱した方がいいです。
仕事のことなど忘れるぐらいプライベートを充実させるのもひとつの方法です。
スキルを磨く
資格などを取って、自分のスキルを磨きましょう。
あなたが今やっている仕事に関するスキルでもいいですし、別の仕事に活かせるスキルでもいいと思います。
今の仕事のスキルを磨くことで、昇進もあるかもしれませんし、資格などを取った場合は資格手当がつく業種があります。
自分のやりたい仕事に合ったスキルを身に着けましょう
少しでも何か達成したことを感じられたら、仕事を馬鹿馬鹿しいとは思わなくなるかもしれませんし、新たな仕事に就けるかもしれません。
同じ社内でも部署を変えてもらえるとか、頑張れば転職活動にも役立つかもしれません。
「仕事が馬鹿馬鹿しい」と思ってしまう状況は、幸せではありません。
少しでもその状況から脱却したいと考えているはずなので、少しずつでも前を向いて進んでいきましょう。
今は資格もいろいろあります。
在宅で試験を受けられる資格もあります。
なにかやってみたいことや、興味のあること、仕事に役立つことがあれば積極的にスキルを磨きましょう。
今は「リスキリング」と言って、技術革新や新しいビジネスモデルについていくために新しい知識やスキルを学ぶ、ということが推奨されています。
経済産業省も「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」を行っていて、補助金がもらえる仕組みもあります。
いつまでも「仕事が馬鹿馬鹿しい」とだけ思っていないで、そこから脱却し、やりがいのある仕事を手にしてください。
⇒ユーキャンで取れる資格は使えない?使える資格と使えない資格
部署異動を願い出る
たまたま今いる部署が、馬鹿馬鹿しいと思ってしまう仕事をしているだけかもしれませんので、社内のほかの部署への異動を願い出てはどうでしょうか。
会社そのものを馬鹿馬鹿しいと思ってしまっているなら、転職以外に救いようがありませんが、その部署だけの問題のこともあります。
その部署の上司とどうしても合わないとか、嫌な同僚がいるとか、そういう場合もあるでしょう。
部署異動してしまえば、そうそう関わらなくなりますから、ずいぶんと「馬鹿馬鹿しい」という思いは消えるのではないでしょうか。
ただ部署異動をお願いするためには、自分のスキルが希望する部署に対応できるかという心配もあります。
きちんと、自分にできることかどうか、見極めてから異動願いを出しましょう。
また、会社の仕組みで、そう簡単に異動願いなどを出せない会社もあるかもしれません。
それは会社の事情でいろいろなので、調べてみて、異動願いを出せるようなら、出してみましょう。
思い切って転勤、というのも考えられるかもしれませんね。
環境が変われば、ずいぶんと違うものですから。
副業をする
副業OKの会社であれば、副業をしてみるのはどうでしょうか。
因みに公務員は副業はできません。
副業も仕事ではあるのですが、副業が上手くいけば、いずれは会社を辞めて副業を本業にすることができるかもしれません。
今まで週5で働いていた仕事より稼いでしまうという人も世の中にはたくさんいます。
今は政府も副業を推進するほどですので、副業OKの会社は増えています。
在宅でできる副業もたくさんあります。
隙間時間と休日で、稼ぐことができますので、いろいろ調べてみてはいかがでしょうか。
自分の自由な時間が減ってしまいますが、馬鹿馬鹿しいと思ってやっている仕事より、ずっと副業の方が、楽しいでしょうし、稼ぎにもなります。
収入が増えるとやる気も増しますし、ちょっといい食事とか、服とかにお金をかけられるかもしれません。
生活の潤いになりますね。
転職をする
「仕事が馬鹿馬鹿しい」という思いがどうしても解消されないのなら、思い切って転職してはいかがでしょうか。
もちろん転職するのは簡単なことではありません。
あなたがそれなりのキャリアを持っているなら、転職エージェントなどに依頼して、合う会社を探しましょう。
キャリアなんてほとんどないけど、転職したい、という場合は、頑張って自力で転職先を見つけるしかありません。
転職先が必ずしも今の会社よりいい、とも限りません。
ですから転職するのであれば、かなりの勇気と決断が必要です。
そこまで今の会社での仕事は「馬鹿馬鹿しい」ですか?
よく考えましょう。
転職エージェントのいいところは、職種や具体的な仕事内容だけでなく、会社の雰囲気なども知っているところです。
またあなたとも何度も面談をして、あなたの希望に沿うような会社を紹介してくれるところです。
自力では面接に行く程度しか会社の中身は見えないので、実際のところどうなのかわかりませんよね。
頼れるところはどんどん頼って、「仕事が馬鹿馬鹿しい」などと思わない仕事を見つけましょう。
どうしても解決できないようなら仕事から離れよう
上記のようなことをやっても、「仕事が馬鹿馬鹿しい」と思う気持ちが解決できないのなら、自分で対策できるような状態ではないのかもしれません。
もっと危険な状況ということも考えられます。
自分のやる気のようなものが枯渇してしまっているのかもしれません。
普段の生活で、食事も美味しいと感じられない、好きなことをしようという気も起きないなど、そんな場合はあなたの自発的な行動でどうにかなることではないように思います。
今体調はいかがですか?
普通に何の苦も無く仕事に行けていますか?
もし体調が悪い、会社に行くのが大変、など、「馬鹿馬鹿しい」と感じる以上に、さまざまな症状が出ているようなら、一旦仕事から離れることを検討しましょう。
病気になってしまっている
もし、毎朝仕事に行くために起きるのがつらい、電車に乗ると具合が悪くなる、などの症状が出ている場合、心の病気になってしまっている可能性があります。
夜眠れない、なども病気の始まりだったりしますので、注意が必要です。
心配でしたら、心療内科や精神科にかかって、お医者さまの判断を仰ぎましょう。
心の病気は、こじらせるとなかなか治りません。
何十年と付き合う羽目になることもあります。
結局は普通に仕事ができなくなる可能性もあります。
心の病気もいろいろ種類がありますし、病気とは言えないまでも、生活に障害をもたらすことになる場合もあります。
あまり簡単に考えず、自分の状態が変だと感じたり、周りから指摘されたら、すぐに病院に行きましょう。
やめるのが怖ければ休職しよう
早いのは仕事をやめてしまうことです。
しかし、病気だったら、次の仕事を探す気力や体力も残っていないので、無職になってしまいます。
仕事やめるのがちょっと怖いようなら、病院で診断書を書いてもらい、休職しましょう。
休職中は普段の給料の何割かは毎月支払われるので、収入がゼロになるわけではありません。
生活はなんとかなるでしょう。
休職して、心と体を休めることが先決です。
病気の時は大きな決断をしない方がいいとも聞きますので、退職や転職などはしない方がいいかもしれません。
まずは休んで、普通の気持ちで仕事ができるようになってから、先のことは考えるのがいいでしょう。
仕事が馬鹿馬鹿しいと感じてしまう理由と対策まとめ
仕事が馬鹿馬鹿しいと感じてしまう理由は、さまざまあります。
- 会社自体が古い体質で、現状維持をのぞみ、変革を受け入れない
- 仕事内容がずっと同じことの繰り返しで、新しいことがない
- 人間関係が最悪で、ハラスメントが横行している
- 上司にいい顔をする人間だけが認められ、正しい業績評価をしてもらえない
対策としては、自分の気持ちを変えるか、自分のいる場所を変えるか、ほかにやりがいをみつけるか、もう最後は転職するか、ですね。
何度も言いますが人生のうち、仕事をしている時間は膨大な時間です。
その時間を「仕事が馬鹿馬鹿しい」と思って過ごすのはもったいないです。
何とか解決策を見つけて、有意義な人生を送ってください。
まずはエキサイトのお悩み相談室で自分に合った仕事が何か、相談してみませんか。
24時間365日いつでも受け付けていますので、気軽に相談してみてください。
経験・実績豊富なカウンセラーが悩みを聞いてくれます。
\相談件数300,000件以上の実績/
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