手術する人にかける言葉に悩んでいませんか?
友だちや家族、仕事仲間などが手術を受けることになったら、励ましの言葉をかけたいと思いますよね。
しかし、手術する人は精神的にデリケートな時期です。
安易に「大丈夫」などとは言えません。
ここでは、手術する人にかける言葉を関係別にご紹介していきます。
また、手術する人と親しい場合は、あなた自身も辛い思いをしますよね。
手術する人のことやあなた自身の不安など、プロのカウンセラーに話してみませんか?
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手術する人にかける言葉ー友達の場合
あなたの大事な友達が手術をするとなったら、とても心配ですよね。
しかしいくら仲が良くても、友達が自分から話をしてくれない時は、何の病気なのかどういう状況なのかなどを根掘り葉掘り聞いてはいけません。
友達が話をしてくれた時はきちんと聞いてあげましょう。
大事な友達ですから、不安を取り除いてあげられるような言葉をかけましょう。
心配している気持ちや回復を願っている言葉
友達には「心配しているよ」「治るのを待っているよ」と、心配している気持ちや回復を願っている言葉をかけてあげましょう。
「退院して動けるようになったら〇〇に行こう」
「退院したら美味しいものを食べに行こう」
など、退院したら楽しみが待っていると思える言葉をかけてあげるのもいいです。
前向きな気持ちになれるような言葉を選びましょう。
気を付けなければいけないのは、病気の状況を知らないのに
「絶対治るよ」
「大丈夫だよ」
という無責任な言葉をかけることです。
また「頑張ってね」という言葉も、執刀するのは医者ですから「頑張りようがない」と思ってしまうのでやめましょう。
相手に気を遣わせない言葉をかけよう
友達に気を遣わせるような言葉をかけるのはやめましょう。
手紙などでとてもかしこまった文章だったら、退院したらお礼状を書かなくちゃと考えてしまいます。
「大変だね」などという言葉も、そう言われたら友達は心配をかけたくないでしょうから、「たいしたことないよ」などと、本当は大変なのに気を遣わせることになります。
お見舞いも友達の負担にならない程度にしましょう。
手術する人にかける言葉ー家族の場合
自分の家族だった場合、生活を一緒にしている相手ですから、きっと入院中は寂しく感じていることと思います。
家庭がどうなるか心配していると思うので、ちゃんと代わりにやるよ、という意思表明をしてあげると少し安心できるかもしれませんね。
「一人じゃない」「みんなが帰ってくるのを待っている」と思ってもらうことが大事です。
家のことを心配しなくてすむような言葉
一家の大黒柱のお父さん、家事を一手に引き受けてくれているお母さんが手術するのであれば、「家のことは私がやるよ」と言葉をかけてあげると少しは安心してもらえるでしょう。
「やっておいてほしいことはある?」と聞いてみるのもいいと思います。
兄弟姉妹だったら、いつもの調子で接し、「何か必要なものある?」と聞いてあげると喜ばれます。
祖父母の場合は入院中は「また来るね」「退院したら遊びに行くからね」などの声をかけてあげましょう。
ちょくちょく顔を見せてあげることだけでも前向きになれます。
子どもの場合は優しく説明して勇気づける
子どもの場合は、ただでさえ入院で家族と離れ離れになっていて、不安になっているでしょうから、前向きになれる言葉をかけてあげましょう。
また、手術内容などは親が聞かされていて、子どもはよくわかっていないということがありますので、きちんと子どもにわかりやすい言葉で丁寧に教えてあげてください。
そしてその手術をすることで、病気を取り除くのだということを教えてあげて、手術をする勇気をあげてください。
何より出来れば毎日顔を見せてあげてください。
その時には笑顔でいてあげましょう。
手術する人にかける言葉ービジネス相手の場合
職場の人が手術することになり、職場をしばらく休むことになったら、職場の人には入院中は仕事のことは考えないでしっかり治療してくださいと言葉をかけてあげましょう。
仕事はこちらでなんとかしますから安心して、と伝えることが大事です。
真面目な人ほど、仕事があるからと手術を先延ばしにして悪化させる場合もありますので、もし病気のことで相談されたらすぐに手術することを勧めてください。
その間の代案なども考えてあげましょう。
治療に専念してもらえるような言葉
職場の人にはとにかく「治療に専念して、しっかり休んでください」と言葉をかけましょう。
その際、その人の担当の仕事は誰に任せるかなど、具体的に言っておくと、安心できるかもしれません。
また、
「また一緒に働きましょう、待っています」
「退院したら美味しいものでも食べに行きましょう」
など復帰を待っているという気持ちの言葉をかけてあげると、手術する人は自分が職場に戻ったとき、居場所がないのではないか、と不安になっていると思うので、安心できます。
「ちゃんとあなたの場所は残しておきますよ」という意味を含んだ言葉をかけてあげるといいです。
仕事相手の場合は仕事の話題は避ける
取引先の方など、仕事相手の場合は、お見舞いの場でもビジネスマナーに気を付けて言葉を選びましょう。
また、今やっている仕事の話は極力避けましょう。
「お具合いかがですか」「またお会いできる日を楽しみにしています」など、無難な言葉でも取引先の人にまで温かい言葉をかけてもらえたらうれしく思うはずです。
手術する人にかける言葉とはのまとめ
手術する人にかける言葉は以下の通りです。
・友だちには心配や回復を願う言葉
・家族には家の心配をなくす言葉
・子供には手術についての説明や勇気づける言葉
・ビジネス相手には治療に専念してもらうような言葉
「大丈夫」「なんとかなる」など、無責任な言葉はさけましょう。
また、どうしても不安がなくならない場合、専門家に相談することがオススメです。
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